紫夏は趙国の闇商人。孤児だった頃に行商人に拾われ、現在では闇商人の女頭目として腕を発揮している。国全体で秦国への大きな恨みを抱く趙国で、すべての人間から憎悪と暴力を受け続けていた嬴政(えいせい)を唯一助けようとする正義感と母性にあふれた美しき女性だ。劇中では未来の王となる嬴政を、趙国から秦国へと脱出させる危険なミッションを請け負うことになる。
杏は「産後初めて映画館に観に行った映画がキングダムパート1でした」「もし続編があるなら出れたらなあ、なんて思っていたら、まさか紫夏という役をいただけるとは思いませんでした」とコメント。嬴政役の
「キングダム」は紀元前の中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政を壮大なスケールで描く作品。劇場版シリーズの3作目となる「キングダム 運命の炎」では原作でも屈指のエピソード「紫夏編」が展開され、まだ誰も成し遂げたことのない中華統一に挑む秦国の若き王・嬴政の知られざる過去が描かれる。
杏(紫夏役)コメント
産後初めて映画館に観に行った映画がキングダムパート1でした。
数年ぶりの映画館で高揚しながら観たキングダムは、
大好きな漫画の世界がまさにそのまま目の前に写しだされた、迫力あるものでした。
もし続編があるなら出れたらなあ、なんて思っていたら、まさか紫夏という役をいただけるとは思いませんでした。
紫夏は過去、嬴政の人生に大きな影響を与えた重要な存在です。
このエピソードが映像化されるというのは原作ファンとしてもとても嬉しいです。
佐藤信介監督コメント
淡い桃色のマントを纏って、衣装確認に、スタイリストの宮本さんと現場に来られた杏さんのことを思い出します。まるで風に舞う蝶か花びらのように、ひらりと難曲を飛び渡る紫夏のイメージがそこに誕生していました。撮影において杏さんは、誠実に、非常にしなやかな柔軟さを持って、この紫夏という女性を演じられました。一つ一つのカットを、丁寧に、さまざまな挙動を確認しながら。そうして映し出されたのは、大胆な振る舞いで人を引っ張る闇商人の強さと、包み込む母のような温かさでした。この作品の大きな骨格の一つである紫夏。彼女に支えられて、運命の炎という、これまでに無かった新しいキングダムが生まれました。
松橋真三プロデューサーコメント
いよいよ趙軍との一大決戦が始まる『運命の炎』編では、
原作屈指の“泣ける”エピソードである紫夏の物語が語られます。
自己犠牲と無償の愛の物語は、作品世界に「光」を灯し、必ずや人の心を打つでしょう。
紫夏は「キングダム」の魂の根幹であり、その存在感だけで、
正しく誠実である人柄が出てこなければなりません。
そして、深く広い母としての愛を持っている人でなければならず、
我々は迷いなく杏さんにオファーさせていただきました。
この素晴らしい物語を早く皆さんにお見せしたいとわくわくしています。
「キングダム 運命の炎」
2023年7月28日(金)公開
監督:
脚本:黒岩勉・
音楽:やまだ豊
出演:
原作:原泰久「キングダム」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
※山崎賢人の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記。
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ナタリー - 原泰久原作による実写映画「キングダム 運命の炎」に、紫夏(しか)役で杏が出演することが明らかに。予告映像も公開された。 https://t.co/YQTjyrfvDo 映画「キングダム 運命の炎」趙国の闇商人・紫夏役は杏、予告編も解禁 https://t.co/ZxiuY2USa6