マンガ、アニメ、ゲーム、メディアアートなどメディア芸術を扱った文化庁の広報用サイト・メディア芸術カレントコンテンツがリニューアル。愛称を「MACC」とし、メディア芸術に関連したコラムやインタビューなど公開されていく。
MACCでは、今後「楽しむ」「知る」「考える」という3つのテーマでコンテンツを展開。「考える」では、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の音楽などで知られる鷺巣詩郎のインタビュー、マンガにおけるオノマトペにスポットを当てたコラムなどが公開されている。また「楽しむ」をテーマにした記事の第1弾には、サイトリニューアルのメインビジュアルでモデルを務めた萬波ユカが登場。メインビジュアルで、マンガやアニメ、ゲーム作品からのデータを図柄として取り入れた衣装を着用した萬波が、マンガ・アニメ・ゲーム・メディアアートの作品情報や所蔵情報をまとめた文化庁のサイト「メディア芸術データベース」を用いながら、衣装にデザインとして取り入れられた作品について思い出を語っている。なおこれらの記事とともにこれまでのメディア芸術カレントコンテンツの記事も閲覧できる。
またマンガ、アニメ、ゲーム、メディアアートのメディア芸術4分野におけるアーカイブの現在とこれからにスポットを当て、課題、意義、その面白さを発信するコンテンツ「MAGMA sessions」の記事・動画4本を2月21、22日に公開。「アーカイブは場の価値を高め得るのか」「大学がアーカイブに取り組むということ」「メディア芸術分野におけるインストールと人材育成」「メディア芸術と学び・教育」の4つそれぞれテーマに、メディア芸術4分野の専門家たちがセッションを行っている。そのほか、MAGMA sessions YouTubeチャンネルでは、令和4年度メディア芸術連携基盤等整備推進事業におけるメディア芸術4分野の成果報告がライブ配信される予定だ。
菊池健 - MANGA総研 @t_kikuchi
文化庁のサイト・メディア芸術カレントコンテンツが一新、マンガ・アニメ関連記事も https://t.co/9pvzxlu2vs