アニメ「プリキュア」シリーズの20周年を記念した展示イベント「全プリキュア展 ~20th Anniversary Memories~」が明日2月1日に東京・池袋のサンシャインシティワールドインポートマートビル4階展示ホールAで開幕。これに先がけ、本日1月31日にオープニングセレモニーが行われた。
セレモニーにはシリーズ第1作「ふたりはプリキュア」キュアブラック / 美墨なぎさ役の
本名は「こんな景色が待っているんだなあ、というのが率直な感想です」と感慨深げに語る。出演者の中で野沢雅子だけが「10年やりましょう!」と言っていたと当時のエピソードも紹介しつつ、「ただひたすら目の前の山を登り続けて、だんだんと人が増えてきて、気が付けばすごい景色が見えるようになって。でも、今もまだ頂上なのかはわからない。過ぎてみて振り返ったときにわかるのかなあと思っています」と胸中を語った。関根は「本当にたくさんのプリキュアの皆さまがつないできてくれたバトンを今受け取って、とてもドキドキワクワクしながら本日この日を迎えました」と満面の笑顔。展示をいち早く観た感想を「感無量です。言葉にならない楽しさがたっくさん詰まっています!」と興奮さめやらぬ様子でアピールした。
1995年生まれの辻は、「ふたりはプリキュア」をリアルタイムで視聴していたという。「女の子だって暴れたい」というキャッチコピーに触れながら「私と同じように、その思いを背負って大人になった子たちが、今社会でたくさん羽ばたいてるんだろうなと改めて思います」という辻の言葉を聞いて、鷲尾プロデューサーは「20年ってこういうことなんだな、と思いますね。(『プリキュア』を観て育った人と)こうして並んでお話できるようになるなんて」と感慨深げだ。
辻が手がけたエリアは、その「ふたりはプリキュア」に焦点をあてたもの。辻は「令和の時代だと当たり前に思えても、女の子ものでヒーローでブラックが佇むって、すごく新しかった。作品の魅力はもちろん、それを観た女の子がどう育っていったのか、その作品が社会に与えた影響を紐解いていった展示になります」と説明する。さらに「『プリキュア』が生まれていた世界と生まれてなかった世界で、すごく世の中に大きな違いがあったんじゃないか」と続けると、鷲尾プロデューサーは照れたように笑い、関根は力強くうなずいた。本名は「辻さんだけでなく、皆さんの20年の中に『プリキュア』の一場面があるのかなって思うと、それだけで胸が熱くなる思い」と20年という歴史に思いを馳せ、「20年経っても変わらないこともあって。ほのほの(キュアホワイト / 雪城ほのか役のゆかな)と、実は昨日、約束もしてないのにばったり出くわして。やっぱり“ふたりはプリキュア”なんだなって」と絆を感じるエピソードを披露した。
最後に鷲尾プロデューサーから、20周年記念の展開に関する新たな情報も。今年度の映画の公開とライブの開催について触れ、「恒例だと思われるかもしれませんが、20周年でございますので、ぜひご期待ください」と添える。さらに「詳細は後日改めてお知らせいたしますが、今大人になられた当時のファンの方々が、より楽しんでもらえるような映像施策を用意しています。もちろん現在ご覧になっている方にもきっと楽しんでもらえると思いますので、続報をお待ちください」と特別な施策についてもほのめかした。
「全プリキュア展 ~20th Anniversary Memories~」は2月1日から19日まで開催。その後、愛知、大阪を巡回する。チケットはローソンチケットで発売中。なおコミックナタリーでは追って展覧会場の様子もレポートする。
「全プリキュア展~20thAnniversaryMemories~」東京会場
会場:東京都 サンシャインシティワールドインポートマートビル 4階 展示ホールA
会期:2023年2月1日(水)~19日(日)
時間:初日・土日祝10:00~21:00(最終入場20:30) / 平日13:00~21:00(最終入場20:30) / 最終日10:00~18:00(最終入場17:30)
料金:前売券 大人2300円、大学生1900円、高校生~3歳1300円 / 当日券 大人2500円、大学生2100円、高校生~3歳1500円
主催:全プリキュア展製作委員会・テレビ朝日
協力:TOKYO MX
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