「小説 すずめの戸締まり~芹澤のものがたり~」は草太の友人・芹澤朋也にスポットを当てたスピンオフ掌編小説。映画公開後に、詳細なプロフィールが明らかになっていない芹澤について、もっと知りたいという声が観客から上がったことから、新海監督が新たに小説を書き下ろした。新海監督は「ヒーローではない芹澤は、観客に近しい立場のごく普通の大学生です。しかし彼の大学生活にもまた、現実の我々と同様に様々な困難や悩みがあったはずです。その彼の日々を、草太との出会いを中心に短編小説として書きました」とコメントしている。
新海誠(監督)コメント
映画公開後に多くの方から「芹澤のことをもっと知りたい」という感想をいただけたのは、予想外の喜びでした。
ヒーローではない芹澤は、観客に近しい立場のごく普通の大学生です。
しかし彼の大学生活にもまた、現実の我々と同様に様々な困難や悩みがあったはずです。
その彼の日々を、草太との出会いを中心に短編小説として書きました。
皆さんからの声に背中を押される形でこのような機会を得たことを、とても嬉しく思います。
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