「紫電改343」は、日本の敗戦色濃い太平洋末期を舞台に、“撃墜王”の名で恐れられた男・菅野直を軸に描く戦記物語。“本土防衛の切り札”として、当時有数のエースパイロットを集めた精鋭部隊・第三四三海軍航空隊の若き搭乗員たちに敬意が込められており、イブニング(講談社)で2020年に連載がスタートした。単行本は9巻まで刊行されており、5年かけて描き上げる予定だったが、掲載誌が休刊。残りのエピソードが描けないまま、作品を終了しなければならない事態に陥っていた。そこで完結まで制作を継続する募るべく、須本本人が制作支援プロジェクトを立ち上げるに至った。現状完結までは1年を予定している。
制作支援プロジェクトでは、8つのプランを用意。支援した金額に応じて、感謝のメールと壁紙イラストのダウンロード用URLの送付、特製フルカラー画集、「紫電改343」の生原稿、キャンバスアート、直筆のモノクロ色紙、額装した直筆の「水彩画カラー原稿」などがリターンとして贈られる。目標金額は1200万円。3月中旬まで支援を受け付け、集めた資金は制作費のほか、オリジナル同人誌「紫電改343」の印刷・製本・発送代やスタッフの人件費、発送の際の送料などに使われる。詳細はCAMPFIREのプロジェクトページで確認を。なお同ページには、作家の島田荘司、明治大学教授で言語学博士の堀田秀吾からの応援コメントが掲載されている。
関連記事
須本壮一のほかの記事
タグ
MIMIO @MIMIO37135018
▼【速報‐漫画】
『「紫電改343」を完結まで描きたい!須本壮一による制作支援プロジェクト始動』
https://t.co/17b6ZjLlbY