小学館のマンガアプリ・マンガワン発の拡散型投稿サイト「#マンガイチ」が、本日10月31日にプレオープンした。正式オープンおよび投稿の受付開始は12月1日を予定している。
「#マンガイチ」は「すべての面白い漫画に対価とチャンスを」をコンセプトに設計された投稿サイト。投稿方法は「#マンガイチ」公式Twitterアカウント(@manga_ichi)をフォローし、12月1日以降にハッシュタグ「#マンガイチ」を付けてTwitterに作品を投稿するだけだ。
ハッシュタグ「#マンガイチ」が付いた作品はマンガワンの編集部員が当日から数日以内に審査。センス・画力・ストーリーのいずれかが評価されたら、即日で5000円分のアマゾンギフト券が賞金として贈られる。さらに月1回の編集部会議でマンガイチ賞を獲得した場合は「原稿料×ページ数分+α」の賞金が進呈され、「#マンガイチ」サイト内に掲載。また「連載の筋肉は連載でつけるべき」というマンガワンの理念のもと、受賞者には必ずマンガワンの担当編集がつき、そのまま連載会議までサポートが行われる。多くのマンガ家およびマンガ家志望者がTwitterに無償でマンガを投稿している中、マンガワンは「面白いマンガには必ず対価が支払われるべき」という考えのもとサイトを運用していくという。
豆野文俊編集長コメント
マンガワンの熱い編集者たちが考えた、本気のマンガ投稿サイトができました。やることはTwitterに投稿するマンガに「#マンガイチ」とハッシュタグを付けるだけ。がんばって描いたマンガです。みんなに読まれたい。マネタイズもしたい。そんな想いを叶えるマンガ投稿の新形態です。「#マンガイチ」から始まるあなたのまんが道を応援させてください!
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山草遊 @you111142
こういうのを見ると商業マンガの作り方が「編集者と二人三脚で作品を作り上げていく」というの従来のやり方から「企画段階から大多数の読者の反応を見ながら作り上げていく」や「既に読者を掴んでいる作品を商業用にブラッシュアップしていく」というオープンなやり方に変わって来ているのかなと感じる https://t.co/wRteYxxyeZ