「かりあげクン」実写ドラマが2023年放送!戸塚純貴が主演、脚本はヨーロッパ企画

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植田まさし「かりあげクン」が実写ドラマ化。戸塚純貴が主演を務め、脚本・ヨーロッパ企画により、2023年1月7日からBS松竹東急で放送される。

戸塚純貴演じるかりあげ正太。(c)BS松竹東急/AOI Pro.

戸塚純貴演じるかりあげ正太。(c)BS松竹東急/AOI Pro.

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「かりあげクン」より。(c)植田まさし / 双葉社

「かりあげクン」より。(c)植田まさし / 双葉社[拡大]

植田が月刊まんがタウン、週刊大衆(ともに双葉社)で連載している4コマコメディ「かりあげクン」。空気を読まないいたずら好きながら、なぜか周りから慕われている永遠の平社員・かりあげクンこと、かりあげ正太が方々で巻き起こす騒動を描いていく。今年で連載42年を数え、単行本は67巻まで発売されている。

戸塚純貴演じるかりあげ正太。(c)BS松竹東急/AOI Pro.

戸塚純貴演じるかりあげ正太。(c)BS松竹東急/AOI Pro.[拡大]

戸塚純貴演じるかりあげ正太の後頭部。(c)BS松竹東急/AOI Pro.

戸塚純貴演じるかりあげ正太の後頭部。(c)BS松竹東急/AOI Pro.[拡大]

表情を変えることなく、係長や課長、社長にまでいたずらを仕掛けていくかりあげクンを演じる戸塚。役柄について「誰かに嫌がらせをすることに天才的な才能がある笑わない男なので、やっていることと、ポーカーフェイスで飄々とした表情とのバランスが難しいところだと思います。悪人に見えてはいけないし、善人にみえてもいけないとも思っていて。表情と行動が読み取れない掴みどころのなさは、かりあげクンの魅力的なところでもあるので繊細に演じていきたいところです」とコメントする。またかりあげクンを演じるにあたって、彼のトレードマークである髪型にもトライしたことについては「作品によって役を作る際に監督とイメージを話し合って作り込んでいくことが多いのですが、今回はディティールがハッキリしているので監督、プロデューサー、大勢の方に見守られながら断髪したのは新鮮でした」と述べた。

戸塚純貴(かりあげ正太役)コメント

戸塚純貴演じるかりあげ正太。(c)BS松竹東急/AOI Pro.

戸塚純貴演じるかりあげ正太。(c)BS松竹東急/AOI Pro.[拡大]

主演の話を聞いたときの気持ち

主演という大役をいただき大変光栄に思いましたし、何よりこの長きにわたり多くの方々に愛されているかりあげクンを自分が演じられることがとても嬉しかったです。

台本を読んだ感想

関わる人全てがかりあげクンのイタズラに翻弄されていく様が面白く描かれていて、シュールで独特の世界観に引き込まれていきました。

かりあげ正太役を演じるにあたっての思いや実際に演じてみた感想

誰かに嫌がらせをすることに天才的な才能がある笑わない男なので、やっていることと、ポーカーフェイスで飄々とした表情とのバランスが難しいところだと思います。悪人に見えてはいけないし、善人にみえてもいけないとも思っていて。表情と行動が読み取れない掴みどころのなさは、かりあげクンの魅力的なところでもあるので繊細に演じていきたいところです。

自身にとって「かりあげ正太」はどんな人物? 自分との共通点は?

パッと思い浮かんだのは、天邪鬼。人の心を見計らってイタズラを仕掛ける。
逆を言えば人の気持ちをすごく読み取れる人だと思います。だからかりあげクンの周わりには人が集まって来るんだと思います。僕もお芝居の中であえて違うことをやってみて周りを困らせたい衝動に駆られることが多々あります。監督やスタッフ、お客さんを驚かすという意味ではとても精神が似ていると思います。役者としてかりあげクンの生き様は勉強になります。かりあげクンを知れば知るほど共通点がたくさんあります。

実際に髪の毛を“かりあげ”たときの気持ち

作品によって役を作る際に監督とイメージを話し合って作り込んでいくことが多いのですが、今回はディティールがハッキリしているので監督、プロデューサー、大勢の方に見守られながら断髪したのは新鮮でした。みんなで作り上げた渾身のかりあげに身が引き締まりました。

ドラマの見どころ、視聴者へのメッセージ

今回本当に素晴らしいキャストの方々に囲まれて、僕もかりあげクンも幸せです。僕が代わりに皆さんの日々のストレスを、一番目立たない感じで目立つ万年平社員のサラリーマン、かりあげクンとして少しだけでも昇華できたら嬉しく思います。働くすべての人たちへエールを送りたい、なんておこがましいですが、日常の中に遊び心を。

長原竜也(プロデューサー / BS松竹東急)コメント

バブルの最後をかじった「新人類」と呼ばれた我々のサラリーマン人生も気づけば定年が見え始めたところ。平成生まれZ世代の若手社員たちと話が合うはずもなく「最近の若い奴は…」と自分がその昔上司から言われた言葉をそのまま彼らにぶつけられないので心の中で呟く毎日です。
今回ドラマ化するにあたり膨大な原作を全て読み返しました。時代、言葉、文化は変われどその中で全くブレないかりあげクンこそ、いつの世にも存在し愛され求められてきた理想のサラリーマンかもしれません。
そして時代は令和。熱血社員、残業、飲みニケーションと廃れていくもの、ネット社会、ハラスメント、韓流ドラマ、スマホ、新たに生まれたものの間で右往左往する全世代サラリーマンたちを愛情と風刺を込めて描きます。令和版新?シン?「かりあげクン」ご期待ください。
現在絶賛撮影中。達者な俳優陣のお芝居に現場は日々笑いに包まれております。

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土曜ドラマ 「かりあげクン」

BS松竹東急:2023年1月7日(土)より毎週土曜日23:00~

スタッフ・キャスト

原作:「かりあげクン」植田まさし(双葉社刊)
シリーズ構成:橋本尚和(ヨーロッパ企画
脚本:ヨーロッパ企画(橋本尚和、黒木正浩、小林哲也、中田歩、永野宗典)、新井友香
脚本協力:上田誠(ヨーロッパ企画)
監督:長部洋平、小村昌士
プロデューサー:長原竜也(BS松竹東急)、代情明彦、芝村至、黒澤優介(たむらプロ)
製作:BS松竹東急、AOI Pro.

出演:戸塚純貴ほか

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読者の反応

岩井勇気 ハライチ @iwaiyu_ki

そうですか…からあげクンの実写化の方は澤部になるといいですね! https://t.co/CWl3TwRGBQ

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