ドラマ「ガンニバル」第2弾キャストに笠松将、吉岡里帆、倍賞美津子、杉田雷麟ら11人

二宮正明原作によるドラマ「ガンニバル」の第2弾キャストが発表された。

「ガンニバル」は、東京から山間の供花村へと赴任してきた警官・阿川大悟を主人公に描くサスペンス。この村では人が喰われているらしい、という噂が流れる供花村で、大悟の穏やかな日常が次第に狂気を帯びはじめる。新たに解禁となったのは、柳楽優弥演じる主人公・大悟の家族や、供花村を支配する後藤家など総勢11人のキャスト。後藤家次期当主・後藤恵介役を笠松将、大悟の妻・阿川有希役を吉岡里帆、ある事件をきっかけにしゃべることができなくなり、笑うこともなくなってしまった大悟の娘・阿川ましろ役を志水心音、生前は後藤家の当主だった恵介の祖母・後藤銀役を倍賞美津子、供花村の村長を務める恵介の父・後藤清役を六角精児、恵介の弟・後藤洋介役を杉田雷麟が演じる。

また恵介の同級生・後藤岩男役として吉原光夫、恵介の幼なじみ・後藤龍二役として中村祐太郎、後藤家の中で特に凶暴な性格の後藤睦夫役として酒向芳が出演。村人のリーダー的存在として後藤家から大悟たちを守ろうと、暖かく村へ迎え入れるさぶ役を中村梅雀、大悟たちが赴任する前、謎の失踪を遂げた前任駐在の娘・狩野すみれ役を北香那が務める。この発表に併せ、笠松、吉岡からはコメントが寄せられた。

ドラマ「ガンニバル」は12月28日にディズニープラスで配信開始。全7話で、配信初週には2話公開される。

笠松将（後藤恵介役）コメント

原作の面白さをより強く感じてもらえる映像作品になることを志しました。「後藤恵介」というキャラクターの葛藤が、撮影中の自分自身の葛藤ともリンクして、迷いながらも少しずつ答えを出していったように思います。いや、答えを出すしか無かったという方が適切かもしれません。そうやって追い込まれたことを、自分でも自然と受け入れて、僕を更に高みに引き上げてくれる「後藤恵介」を演じられたことが、30歳を迎える僕にとっていい出会いでした。楽しみにしていただけると幸いです。

吉岡里帆（阿川有希役）コメント

日本各地に残る祭りや儀式といった独自の文化や風習と、ファンタジー色の融合が絶妙な本作。
原作を読んだ時の“身の毛がよだつ”という感覚を映像に落とし込める事にワクワクしました。
家族の再生物語というベースを大切にしながら、現場では主演の柳楽優弥さんを筆頭に監督やスタッフの皆さんと丁寧に撮影してきました。
先日東京国際映画祭への正式出品が決まったとの報告を聞き、これ以上ない場所でワールドプレミアを行えることが本当に嬉しいです。
サスペンスとしての構造と、バイオレンス描写のオリジナリティ、登場人物達の心の揺れ方はきっと原作ファンの方にも初めて作品に触れる方にも前のめりになりながら見て頂けるのではないかと思っております。