「ONE PIECE FILM RED」秦基博提供の劇中歌「風のゆくえ」MV、アニメチームが制作

尾田栄一郎原作による映画「ONE PIECE FILM RED」より、Adoが歌唱キャストを務めるウタによる劇中歌「風のゆくえ」のティザーMVが公開された。

これは主題歌「新時代」のMVを皮切りに順次公開されてきた、ウタのMVの第6弾。MV制作はTVアニメ「ONE PIECE」を手がける東映アニメーション / ONE PIECE From TV animationが担当した。「風のゆくえ」の楽曲を提供した秦基博は、「『誰かが書いた歌』ではなく、『ウタの歌』として皆さんに聴いてもらえるような曲を作りたいと思い制作に取り掛かりました。ウタの抱える痛み、葛藤、それでも前進しようとするその姿をイメージして曲を書きました」とメッセージを寄せた。

さらに8月24日20時には、YouTubeのAdo公式チャンネルで「風のゆくえ」のフルMVを公開。「ONE PIECE」公式チャンネルでは楽曲に紐づくショートエピソード「ウタ日記#6」が配信される。

「ONE PIECE FILM RED」は尾田が総合プロデューサーを務める「ONE PIECE FILM」シリーズの第4弾。8月6日に公開される。

なおナタリーでは映画「ONE PIECE FILM RED」の公開を記念して映画、コミック、音楽の3ジャンルで特集を展開中。コミックナタリーでは原作メディア担当編集者で、映画の製作にも深く関わっている集英社の高野健が登場し、谷口悟朗監督の参加や、ウタの歌唱キャスト・Adoの起用理由、製作時の尾田の裏話、これまで原作ではなかったルフィのとある気になる発言など映画にまつわる話題から、最終章に突入した原作の今後までを語ってもらった。

秦基博コメント

「誰かが書いた歌」ではなく、「ウタの歌」として皆さんに聴いてもらえるような曲を作りたいと思い制作に取り掛かりました。ウタの抱える痛み、葛藤、それでも前進しようとするその姿をイメージして曲を書きました。レコーディングの過程の中で最後にAdoさんの豊かな歌声が入って、ウタの歌として「風のゆくえ」が完成したと感じました。「ONE PIECE」の世界と出会えたことで生まれた楽曲だと思いますので、ぜひ楽しんでいただきたいです。