国際アニメ映画祭ひろしまアニメーションシーズン、「犬王」応援上映などプログラム公開

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国際アニメーション映画祭「ひろしまアニメーションシーズン2022」の上映プログラム、来場するゲストなどが発表された。

国際アニメーション映画祭「ひろしまアニメーションシーズン2022」ロゴ

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「ひろしまアニメーションシーズン2022」は、第1回ひろしま国際平和文化祭メディア芸術部門のメイン企画として開催される新たな国際アニメーション映画祭。コンペティション、アワード、アカデミーの3つの柱を軸にさまざまなプログラムが用意されている。プログラムの中には、環太平洋・アジアのアニメーション界で特筆すべき成果を残した団体・組織・個人を表彰する独自のアワード企画「ゴールデン・カープスター」の受賞者の1組であるサイエンスSARUを大きくフィーチャーしたものも。今年5月に公開されたサイエンスSARU制作の「犬王」の上映を、ライブシーンをともに応援する「”狂騒“応援上映」として実施する。上映前には、 音楽を担当した大友良英と琵琶監修を担当した後藤幸浩を迎えたトークショーと音楽セッションも予定されている。同じくサイエンスSARU制作の「平家物語」の上映には、監督の山田尚子、脚本の吉田玲子、美術監督の久保友孝が登場。厳選された3エピソードの上映と、3人によるトークを楽しめる。

同じく「ゴールデン・カープスター」の受賞者の1人である水尻自子も映画祭に来場。最新作「不安な体」が昨年の「第74回カンヌ国際映画祭」監督週間でプレミア上映され、今年の「アヌシー国際アニメーション映画祭」でも審査員特別表彰を受賞するなど、国際的に評価を受ける水尻の主要作品が一挙に上映される。

またアニメーション作家の矢野ほなみをキュレーターに迎えた、LGBTQを扱ったアニメーション作品“クィア・アニメーション”の特集プログラムも開催。「広島でも蘇るチャーリー・バワーズ」と銘打ったプログラムでは、100年近く前のサイレント時代末期に誕生した映画作家チャーリー・バワーズの作品が、音楽に関する著作も多い早稲田大学教授の細馬宏通によるレクチャーと、塩屋楽団の生演奏付きでスクリーンにかけられる。さらに「ひろしまアニメーションシーズン2022」でアーティスティックディレクターを務める山村浩二がアニメーションを手がけた、ダンサー・田中泯のドキュメンタリー映画「名付けようのない踊り」の特別上映も実施。田中と犬童一心監督をゲストに迎え、山村司会のもと、同作におけるアニメーションの重要性が語られる。

「ひろしまアニメーションシーズン2022」は8月17日から21日まで、広島・JMSアステールプラザを中心に開催。サロンシネマ、横川シネマ、広島市映像文化ライブラリーなど広島市内の各施設でも国内外のアニメーション作品が厳選して上映されるほか、海外からも審査員やコンペティション作家が来場する。前売チケットはチケットぴあ、広島のエディオン本店東館9階プレイガイドで販売中。今後も展示、トークイベント、シンポジウムなど追加のプログラムを発表予定だ。

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オオカワ📘X @okawa_hi

湯浅監督の制作会社のSARUの特集をすることにしたのか。分かりやすいと言えば分かりやすいライン。 https://t.co/V9kg9pGiGy

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