8月6日に公開される「ONE PIECE FILM RED」は、尾田が総合プロデューサーを務める「ONE PIECE FILM」シリーズの第4弾。素性を隠したまま活動していた人気歌手で、実はシャンクスの娘であるウタと、ルフィが再会することから物語は動き出す。ワールドプレミアはウタによるライブでスタート。ウタのMCを挟みつつ主題歌「新時代」、劇中歌「逆光」「私は最強」が次々に披露される。
続いてはキャスト陣が登場。スポットライトに照らされたバックステージにエボシ役の
監督を務める
名塚は「映画が始まる前からミュージックビデオや『ウタ日記』でウタを皆さんが応援してくださって、先ほどのライブでもバルーンやサイリウムを振ってくださって、自分のことのようにうれしく思っています」と笑顔。池田はシャンクスとウタにスポットが当たる映画について「(シャンクスは)TVアニメでも、何年かに1回すらしゃべらないこともあるので……油断していました」と語って会場の笑いを誘いつつ「『FILM “RED”』ですから、僕にとっても事件でした」と続ける。津田はそんな池田とともに収録に臨んだそうで「池田さんと一緒に収録できたのが本当にうれしかったです」と明かし、「僕はヨンジ役もやっていますが、25周年の映画にも出演させていただけるとは、本当に光栄です」と話していた。
山田は「25年前に『ONE PIECE』に出会って生き方を学んだというか。ここまで俳優をやってこられたのも、逃げないルフィの姿や、それを支える仲間の姿を見て自分の中の支えにしていたからで。いつか『ONE PIECE』の映画に出られるような俳優になれたらいいなという夢を持っていました」と涙声に。感極まった様子の山田を、観客はバルーンを叩いて祝福した。
せいやもそんな山田に共感しているようで「山田さんの気持ちはすごくわかる。僕ら世代は人生のすべてを『ONE PIECE』とともに歩んできたので、こんなことがあっていいのかという気持ちで。話を聞いたときはショウジョウみたいに楽屋で叫びましたね」と喜びを噛み締める。さらに話を続けつつせいやが田中に目配せすると、田中がおもむろに歩み出て手をかざし「(話が)長い!」と一喝。「覇王色や!」とばったり倒れたせいやに粗品が「なんやねんそれ!」とツッコミを入れ、会場を沸かせていた。
その後は各々がお気に入りのシーンや音楽、映像の迫力など、思い思いに見どころを語る。チョーが話の途中でブルックよろしく歌を歌い始め、田中がまた覇王色の覇気を放つ素振りでその暴走を止める場面や、サンジがゾロの懸賞金の額を抜いたことを踏まえて、平田と中井がトークで火花を散らす場面もあった。また谷口監督は「(アニメ『ONE PIECE』を)昔から観ている人は昔から観ている人なりに楽しめるポイントがあって、初めて観る人も楽しめる、いろんな人が楽しめるように作ったつもりです」とコメント。「作品を観て、皆さんそれぞれに好きなところを見つけてくださったらうれしいです」と客席にメッセージを贈った。
最後には名塚、池田、田中が挨拶。名塚は「ウタの人生を
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楊(やん) @yan_negimabeya
【イベントレポート】ONE PIECEに生き方学んだ山田裕貴は映画出演に涙、せいやは田中真弓の覇気に倒れる https://t.co/OG2CajzfuA