クローズアップ現代で漫画BANK摘発の舞台裏放送、“デジタルGメン”に密着

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海賊版サイト・漫画BANKの運営者摘発の舞台裏に迫る番組「クローズアップ現代『違法漫画サイト』を摘発せよ!密着“デジタルGメン”」が、7月19日19時半よりNHK総合で放送される。

「クローズアップ現代『違法漫画サイト』を摘発せよ!密着“デジタルGメン”」より。(写真提供:NHK)

「クローズアップ現代『違法漫画サイト』を摘発せよ!密着“デジタルGメン”」より。(写真提供:NHK)

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番組では半年前から、著作権団体を中心に弁護士など海賊版対策のスペシャリストによって結成された“デジタルGメン”の調査に密着。摘発に至るまでの一部始終を捉え、すさまじい速度で乱立・巧妙化していく実態や、億単位にものぼる広告収入の構造に迫る。さらに取材班は、サイトの発信元である中国の農村を独自取材。ひきこもりだった人たちなどをホワイトハッカーとして養成し、海賊版サイトを追い詰めているIT企業の存在などにも焦点を当て、解決への道筋を探る。

社会部・田畑佑典記者コメント

「運営者を突き止めることができそうです」。“デジタルGメン”の1人から届いた連絡をきっかけに、半年間の密着取材を始めました。「若い漫画家の可能性の芽がつぶされている」―取材した関係者は口々にそう語りました。海賊版は心血を注ぐ作者から利益をかすめ取ることで日本の誇る漫画文化の土台を揺るがしています。「無料でコンテンツを楽しみたい」という気軽な 気持ちが悪質なビッグビジネスにつながっている。番組を通じてその事実に目を向けてもらえたらと思います。

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鈴木マサカズ @suzukimasakazu

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