ジャケットイラストは魚豊が曲をイメージして描き下ろし。リリース日と同日に、ミュージックビデオの公開も予定されている。amazarashiの秋田ひろむは「『この世にあるほとんどのものが 成し遂げた奴らの血の跡としたら』という歌詞は魚豊さんがインタビューでそういうことを言っていたので、思いついた。魚豊さんの成し遂げたものから受け取って、僕の信念で作り、次に手渡す、というような想いで作りました」とコメントした。
「共通言語」は魚豊がamazarashiのファンであることをきっかけにスタートしたプロジェクト。第1弾ではamazarashiの楽曲「1.0」に着想を得たイラストを魚豊が描き下ろし、作中に登場する“活版印刷”を使ったミュージックビデオが公開された。
秋田ひろむ(amazarashi)コメント
カシオピア係留所のMV用に歌詞にこめた意味というか、「チ。」をどう解釈したかチ。の壮大な物語に主題歌的なストーリーに沿った歌を作るのは無理だと思った。
完全に負けたと思った。「信念に従い行動し、それを受け渡す」という主題だと解釈したが、それは書き手自身の信念にも感じられた。
創作の覚悟や執念。最終巻は発売前の原稿を見せてもらったが、セリフの推敲の跡などをみてもそれらを感じた。そしてそれらは僕自身の創作の苦労と似ていると気付いた。なのでそういうことを歌にしようと思った。
チ。の主人公たちと魚豊さんと、僕とに共通するのは「痛み」と仮定した。
そこだけは分かりあえるのでは?と思った。
amazarashiは海外のファンもいるが、言葉は通じなくても「痛み」を通じて理解しあってる、と感じることがよくある。チ。は歴史の物語だが、「痛み」は時代も超えるのだろうと思う。
「この世にあるほとんどのものが 成し遂げた奴らの血の跡としたら」という歌詞は魚豊さんがインタビューでそういうことを言っていたので、思いついた。
魚豊さんの成し遂げたものから受け取って、僕の信念で作り、次に手渡す、というような想いで作りました。
秋田ひろむ
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