同書は、よしながが自身の歩みや仕事への思い、愛してやまないマンガについて、これからの展望などを語り下ろした初のインタビュー本。「大奥」「きのう何食べた?」といった代表作はもちろん、商業デビュー作の「月とサンダル」、初めてBL誌以外で連載された「こどもの体温」、ドラマ化された「西洋骨董洋菓子店」、さまざまな女性たちを描いた「愛すべき娘たち」などについて、よしながが自身の仕事観を交えながら語っている。
また幼少期の思い出、小学時代や中学時代に影響を受けたマンガ、高校で所属していた漫研でのエピソード、大学時代に行っていた同人活動のことなど、プロデビュー前の話も収録。インタビューは山本文子が担当。また装画はよしながの描き下ろしとなる。
「仕事でも、仕事じゃなくても 漫画とよしながふみ」目次(仮)
第1章 幼少期、小学時代、中学時代
第2章 高校時代、大学時代、商業デビュー、『月とサンダル』
第3章 『本当に、やさしい。』『ソルフェージュ』『1限めはやる気の民法』『こどもの体温』
第4章 『執事の分際』『彼は花園で夢を見る』『ジェラールとジャック』『西洋骨董洋菓子店』
第5章 『愛すべき娘たち』『それを言ったらおしまいよ』『フラワー・オブ・ライフ』『愛がなくても喰ってゆけます。』
第6章 『大奥』
第7章 『きのう何食べた?』
第8章 これまでとこれから
単行本解説
あとがき
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