「ゆるキャン△」上映会で第1期を振り返る、新作映画でも「飯テロは衰えません」

あfろ原作によるTVアニメ「ゆるキャン△」シリーズの上映イベント「アニメ『ゆるキャン△』シリーズ『映画館で野外活動～テストキャンプ上映会～』キャストトークショー」が、本日5月15日に東京・丸の内ピカデリーで開催された。

7月1日の映画「ゆるキャン△」公開に先がけ実施された本日のイベントには、各務原なでしこ役の花守ゆみり、大垣千明役の原紗友里、斉藤恵那役の高橋李依が登壇。なでしことリンの出会いから2人でのキャンプ、野クルでのキャンプなどを描いたTVアニメ1話～5話の上映後、キャスト陣がステージに姿を現した。まずはTVシリーズの印象的なシーンについて3人がトークを展開。花守が「もう空がつながるところ見ちゃったんですよね？ そこです」とコメント。高橋が「初めた観たって方もいらっしゃるんですか？」と問いかけると客席ではチラホラと手が挙がり、3人は驚いた様子で「じゃあ5話までの話をする？」とネタバレを配慮しながらトークを進める。

高橋は「恵那が全然（キャンプに）興味がない1クール目が新鮮」と語ると、花守も「最初は『斉藤さん』と『恵那ちゃん』で呼称が分かれてたからね」とうなずく。原が「千明は最初だけなでしこのことを各務原って呼んでた」と振り返ると、花守も「最初のうちは距離感を計りかねてるから。初々しかったよね」と懐かしそうに語った。さらに高橋が「前髪の長さというか毛の量？が変わってる人いません？」と述べると、原が「それは千明の話？（笑）シーズン2でしれっと伸びてるよね」と続け観客の笑いを誘う。また原は「ゆるキャン△」にはキャラクターデザインの設定がたくさんあることを明かし、「毎回アフレコの前に資料をたくさん頂いてて、今日はこういう服を着てるんだなって。しかもあの子たちちゃんと使いまわしてるの」という裏話も披露した。

そして本日のイベントでは映画「ゆるキャン△」の最新情報を公開。まずスクリーンにメインビジュアルが映し出されると、高橋は「（キャンプ用具の）細かいところにお金かかってそう」とコメント。また原が「みんな大人になってる。お酒的なものもありますね？」と指摘すると、花守も「1本飲むのかな？（笑）」と笑顔を浮かべる。さらにイベントでは本編映像も披露。「衝撃映像がありましたよ」「すごい変化がありましたね」と、成長したキャラクターたちについて語り合った。

映画について、高橋は「観てもらったら『ゆるキャン△』が帰ってきたなって思ってもらえると思うし、変化と継続がギュッと詰まった作品になってると思います」と自信を覗かせ、原は「話したいことがいっぱいあるんですけど、ネタバレになってしまうので……（笑）。シリーズを愛してくださった方が楽しめる作品になっていると思いますし、初めてご覧になる方にも入りやすいお話になってると思いますので、映画館で野外活動とはこういうことかという気持ちを味わってもらえれば」とアピールする。そして最後、花守が「今回も飯テロがすごいです。銀幕でも衰えませんでした（笑）。映画館でどんな『ゆるキャン△』が観られるのか、7月1日が楽しみで楽しみで、ワクワクとドキドキです」と語り、イベントを締めくくった。