映画「バブル」“ウタの目線”を表現した場面カット、荒木哲郎監督がこだわり明かす

5月13日に全国公開されるアニメ映画「バブル」の新たな場面カットが到着した。

「バブル」の舞台は、世界に降り注いだ泡（バブル）によって重力が壊れてしまった東京。パルクールプレイヤー・ヒビキと不思議な力を持つ少女・ウタのラブストーリーが紡がれる。今回公開された場面カットは4点。四隅に微かなボケと色味が足されたこのカットは、“ウタの目線”で世界を見た場面が表現されている。荒木哲郎監督は、虚淵玄とともに共同脚本に名を連ねる佐藤直子の名前を出しながら「佐藤直子さんがあるシーンで『ウタの見る光景は光に満ちていて、ウタはこんなにも世界を美しく見ていたのかとわかる』と書いてくれていて。それを演出方針として採用しました」「専用のレンズ前フィルターを用いています。基本的には“シャボンの油膜越し”という説明ですが、全体に明るさを上げる処理をしています」とその詳細を明かしている。