1979年の手塚賞応募作品から誕生した読み切り「スペース・エンジェル」。会場には40年のときを経て北条が新たに描き下ろした「スペース・エンジェル」の全83ページがパネルで登場し、その一部原画も展示される。なおセルフリメイクした「スペース・エンジェル」について、「私的に描いたもので外に出すものではない」と言っていたという北条。しかし「これはファンの皆様に見ていただかなければならない」と担当が掛け合い、会場限定の公開が実現した。
また1983年に週刊少年ジャンプ(集英社)の愛読者賞を受賞した際に読み切りとして描かれ、「シティーハンター」のプロトタイプとなった「シティーハンター ‐XYZ‐」の原稿を約20点展示。ジャンプコミックスの表紙イラストを含む、「シティーハンター」のカラー原画も約50点並ぶ。
さらに「キャッツ♥アイ」のカラー原画はほぼすべて網羅し、約70点を展示。単行本の表紙はもちろん、雑誌掲載時のカラーページ、パブリシティに使用された作品、 連載後に発表されたイラストなども見ることができる。モノクロ原稿は「3姉妹」「日常風景」「泥棒」などのカテゴリー別や、ストーリーのポイントとなった名場面を中心に約200点登場。さらに同作の連載後、続編的な内容で発表された「恋ふたたびの巻」も全45ページすべて展示される。
「キャッツ♥アイ40周年記念原画展 ~そしてシティーハンターへ~」
会期 :2022年5月13日(金)~23日(月)
時間:11:00~20:00 ※展示の最終入場は19:00まで。
場所:東京都 3331 Arts Chiyoda 1階 メインギャラリー
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「キャッツ♥アイ」原画展、会場限定で「スペース・エンジェル」のセルフリメイク披露 - コミックナタリー
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