「少年のアビス」に登場するキャラクターのセリフになぞらえ、「言いわすれた『好き』」をテーマに短編小説を募集していた同コンテスト。大賞にはギン・リエの「夢は今もめぐりて」、佳作には雪那樹梨の「あなたの殺し方」と春名七虹の「淡い日差しは砕けて」が選ばれた。峰浪は3作品それぞれについて選評し、大賞については「絶妙に嫌な心地を思い出させてくれる素晴らしい作品でした」とコメント。なお週刊ヤングジャンプ15号(集英社)ととなりのヤングジャンプには、峰浪がコンテストと同じ「言いわすれた『好き』」というテーマで描き下ろしたマンガ「東京生まれ、 東京育ち。」が掲載されている。
また「少年のアビス」の最新8巻が本日発売されたことを記念し、峰浪のデジタル原稿プリントが当たるTwitterキャンペーンを実施。さらにマンガアプリ・ヤンジャン!で8巻を購入すると壁紙がプレゼントされるほか、抽選で20人にイラストミニ色紙が当たる。なおイラストミニ色紙のうち3枚は峰浪の直筆サイン入り。応募方法などの詳細は「少年のアビス」の公式Twitterで確認を。
コミックナタリーでは小説コンテストや最新刊発売に併せ、峰浪のインタビューを実施。「少年のアビス」を描くことになった経緯や、マンガ家になった理由、小説コンテストへの思いなど語ってもらった。関連する特集・インタビュー
大賞:ギン・リエ「夢は今もめぐりて」
峰浪りょうコメント
絶妙に嫌な心地を思い出させてくれる素晴らしい作品でした。
学年に一人はいる少し近寄りがたい噂がある生徒、 彼女と打算のためだけに嫌々過ごすことになったたった一晩の何気ない会話、 出来事が、 たくさんの素敵な学生時代の思い出よりも心に引っかかり続ける点。
どこか既視感のある空気感がとてもよく表されていました。
テーマに引っ張られすぎないとこもおしゃれでよかったです!
佳作:雪那樹梨「あなたの殺し方」
峰浪りょうコメント
短編としてとても読みやすく、 最後にはなるほどと思いつつも悲しい“答え合わせ”が待っていて、 それでもきちんと希望も抱かせてくれる……。
素直に良い作品でした!
佳作:春名七虹「淡い日差しは砕けて」
峰浪りょうコメント
不思議な始まり方から、 不思議な出会いがあり、 いったい何が起こってるんだろう…と読み続けていくうちに二人の少年(青年)の生い立ちが分かってきて、
切ない青春の別れのあとに、 最後にそうだったんだ……!と驚きとともに
未来に良い予感がある素敵な作品でした!
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雪那 樹梨 @juri_stn_iland
自分のツイート欄を見返してて、リツイートしたURLから不意に覗いたサイトにしっかり自分の名前載っててびっくりした笑
https://t.co/Cb3Z1cNy8P