映画「軍艦少年」本編映像を初公開、佐藤寛太が軍艦島をうれしそうな表情で見つめる

柳内大樹原作による実写映画「軍艦少年」の本編映像の一部が初公開された。

「軍艦少年」は、長崎・軍艦島の見える街に暮らし、最愛の母を亡くして喧嘩に明け暮れる主人公・坂本海星と、妻を亡くして酒に溺れるラーメン屋の店主の父・玄海を描く物語。軍艦島も舞台の1つとなっており、世界文化遺産登録後初となる映画撮影が行われた。本日公開された映像は佐藤寛太演じる主人公・海星が、赤井英和演じる巌とともに軍艦島へ船で向かうシーン。軍艦島を見た海星は「ボロボロじゃねえかよ」と率直な感想を漏らすが、海星の父・玄海の幼なじみで、ともに軍艦島で育った巌は、懐かしい眼差しで活気があった頃の軍艦島の様子を海星に説明する。自身のルーツとも言える軍艦島について教えてもらった海星は、島に抱いていた元々の印象を変え、うれしそうな表情で島を見つめ直す。「軍艦少年」は12月10日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開。