TVアニメ「
「ゾンビランドサガ」は、謎のアイドルプロデューサー・巽幸太郎にゾンビとして甦らされた7人の少女たちが、ご当地アイドルグループ・フランシュシュとして、佐賀県を救うために奮闘するオリジナルアニメ。TVアニメ第1期が2018年に、第2期となる「ゾンビランドサガ リベンジ」が今年の4月に放送された。第2期放送後初となるライブイベントには、フランシュシュのメンバーである源さくら役の
これまでの公演を振り返る映像がスクリーンに映し出されたのち、フランシュシュのメンバー6人が颯爽と登場。第2期第1話の挿入歌「REVENGE」でステージの幕を開けた。本渡の口上に続き、第2期のオープニングテーマ「大河よ共に泣いてくれ」を披露。「風の強い日は嫌いか?」のイントロが始まり、田野が「てめえら、気合いを入れてけよ、ペンライトを振り回せ!」と観客を煽ると、会場は一気にオレンジ色のペンライトに包まれた。
ゆうぎりの楽曲「佐賀事変」がスタートすると、着物風の衣装を着た衣川が、色気のある歌声で一気に見るものを惹きつける。「50と4つの忘れ物」では、楽曲を手がけた山下洋介のギター演奏に乗せ、紺野が情感たっぷりに歌い上げた。種田は「目覚めRETURNER」のソロバージョンを披露。楽曲に合わせた映像のエフェクトが効果的に使われ、観客を楽しませた。第4話の挿入歌「激昂サバイブ」では、河瀬が作中の役柄同様にエレキギターを持って演奏。メンバーによるラップと、河瀬の力強い歌声で会場を魅了する。さらに「FLAGをはためかせろ!」「ヨミガエレ」などの楽曲を、メドレー形式で立て続けに歌唱。メンバーはトロッコに乗って会場を回り、手を振りながら観客の声援に応えた。
イベントには、フランシュシュ7号として登場した楪舞々役の
いよいよライブは、ラストスパートへ。本渡のアカペラから始まった「輝いて」を歌い終えると、本渡は「第2期の最終話のシーンを思い浮かべながら、披露させていただきました」と笑顔で語りかけた。アンコールでは第1期のオープニングテーマ「徒花ネクロマンシー」を歌唱。途中、サプライズで山田たえ役の
最後の挨拶で本渡は「レッスンは自分との戦いでした。がんばれたのは、頭の中に皆さんのことが浮かんだからです。映画化も決まり、やりたいことを口に出すって大切だなと思いました。絶対にまた会いましょうね。そのときを信じて、さくらと向き合っていきます」と涙ながらに伝えた。その姿を見守っていたメンバーは、「尊いねえ」と頷き合う。そして第2期のエンディングテーマ「夢を手に、戻れる場所もない日々を」を本渡、田野、種田、河瀬、衣川、田中の6人で歌唱。再びトロッコに乗って会場を巡り、ステージに戻ると、そこには三石、花澤の姿が。最後は8人揃って歌声が届けられ、本渡によるおなじみの「私たちがいるここが佐賀だー!」のかけ声とともに、イベントは締めくくられた。
なお期間限定のアーカイブ配信も実施中。配信チケットは配信プラットフォーム・ミクチャほかで販売されている。さらに両公演を収録したBlu-rayが、2022年2月25日に発売される。
「ゾンビランドサガLIVE~フランシュシュ 佐賀よ共にわいてくれ~」セットリスト
1.REVENGE
2.大河よ共に泣いてくれ
3.風の強い日は嫌いか? FranChouChou cover
4.佐賀事変
5.50と4つの忘れ物
6.命
7.リトルパラッポ
8.目覚めRETURNER(3号ソロVer.)
9.激昂サバイブ
10.FLAGをはためかせろ!/ヨミガエレ/アツクナレ/特攻DANCE ~DAWN OF THE BAD~
11.ぶっちゃけてフォーユー
12.光へ(with7号ver.)
13.輝いて
14.追い風トラベラーズ
<アンコール>
15.徒花ネクロマンシー
16.夢を手に、戻れる場所もない日々を
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【イベントレポート】「ゾンビランドサガLIVE」で本渡楓「がんばれたのは、皆さんのことが浮かんだから」(写真17枚 / セットリストあり)
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