1968年に連載スタートし、超一流のスナイパー・デューク東郷の活躍を描く「ゴルゴ13」。7月5日に201巻が発売されたことで、これまで「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ『Most volumes published for a single manga series』200巻」の記録を保持していた秋本治「こちら葛飾区亀有公園前派出所」を抜いた。さいとうは「連載開始時に最終回のコマ割りまで考えていて、当初は10話で終わるつもりだったゴルゴが、気がつけば10年経ち20年経ち、50周年の時に結構長く続けたなと思っていたら、201巻でギネス世界記録認定と言われ、正直驚いております」とコメントし、周囲の支えに感謝を贈った。
世界記録認定を記念した「ゴルゴ13 - 201巻 世界記録到達記念! 特設サイト」もオープン。
さいとう・たかをコメント
「ゴルゴ13」は昭和43年、まだ子供向けの漫画が主流だった時に、編集部から「大人が読むに耐えられる主人公で作品を作って欲しい」と言われて連載が始まりました。連載開始時に最終回のコマ割りまで考えていて、当初は10話で終わるつもりだったゴルゴが、気がつけば10年経ち20年経ち、50周年の時に結構長く続けたなと思っていたら、201巻でギネス世界記録認定と言われ、正直驚いております。
これも偏に、スタッフの皆さん、出版関係者の方々、そして何よりも、ゴルゴをいつも楽しみにしてくれている読者の皆さんの存在あってこその記録です。感謝しかありません。
これからも、続けられる限り、体力が持つ限り描き続けたいです。「ゴルゴ13」は私の作品であると同時に、読者のものでもありますからね。いつも待ってくれている読者のために、一話一話ひとつずつやっていきたいと思います。
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