6月26日21時からフジテレビ系で放送される「世にも奇妙な物語’21夏の特別編」では、4つのエピソードをオンエア。梶はその中の1つである、
梶裕貴コメント
今回の出演依頼が来た際の感想
いわゆる“怖い話”が苦手な自分が、小学生の頃に勇気を出して、ほぼ初めて触れたホラー・オカルト系作品。ただ単に“怖い”というわけではなく、まさに“奇妙な”物語が描かれていたことに衝撃を受け、以来、とても大好きなシリーズとなりました。ヒヤリとする話はもちろん、思わず笑ってしまうようなものから感動の涙を誘うものまで、幅広い魅力のあるドラマだと感じています。
台本を読んでの感想
とても面白くて、最後までワクワクしながら台本を読ませていただきました。これぞ、タイトル通り「世にも奇妙な物語」。
今回の“死神”という役柄について
読み手によってさまざまなイメージを持つであろう、非常に遊びがいのあるキャラクターだなと感じました。その分、とても難しい役柄だな、とも。
実際に演じてみての感想
声優である自分を配役してくださった意図を考えつつ、声や芝居で、どこか良い意味での“違和感”を生み出せればなと思いながら演じました。なにせ、そもそも“死神”という存在自体が異質ですからね(笑)。声の現場でもあまり演じたことのないような役柄に挑戦させていただき、とても楽しかったです。
特殊メイクを施しての芝居について
初めての特殊メイクだったので、シンプルにうれしかったです。しかも、この分野におけるトップアーティストであるJIROさんにメイクをしていただけるとは。原作にある“猫”という要素をくみ取りつつ、どこか人間らしさも残した、その絶妙なさじ加減に感動しました。貴重な経験をさせていただきました。
吉瀬美智子との共演の感想
終始、二人芝居。役者の大先輩である吉瀬さんとの掛け合いは、とても刺激的な時間でした。また、座長としての振る舞いが本当に素敵な方で、多くのことを学ばせていただきました。共演させていただくことができ、光栄でした。
自身ではこのように、現代社会では説明できないような奇妙な体験をしたことは?
数年前、富士登山をしている時のこと。真夜中、飛行機とは明らかに違う動きをした幾つかの光が、集団で移動していたのを目撃した…と一緒に登っていた友人が言っていました(笑)。
視聴者へメッセージ
実に「世にも奇妙な物語」らしい、ちょっと怖くて、どこか不思議な作品です。ご覧になった皆さんが、これからの人生、ふとした瞬間に“死神”の存在を意識してしまうような…そんな印象に残るキャラクターを作り出せていたら幸いです。放送を楽しみにお待ちください!
編成企画・渡辺恒也(フジテレビ編成部)コメント
原作で“猫の姿をした死神”と書かれているこの役を、実写で表現するとしたら…と考えたときに、真っ先に浮かんだのが、声優である梶裕貴さんでした。異世界の住人である“死神”のいい意味で浮いた存在感と、理知的な中にどこかチャーミングなところのあるキャラクターを、梶さんの声とお芝居で見てみたい!と思い、ダメ元でオファーしたところ、お忙しいなか奇跡的にスケジュールもハマり、出演していただくことがかないました!撮影現場では、ドラマですがアニメのキャラのようでもあり、舞台を見ているようでもある、素敵なお芝居を見せてくださいました。“死神”と吉瀬美智子さん演じる恵との丁々発止の会話も楽しい本作ですが、ちょっとしたセリフの中に結末につながるヒントも隠されていますので、梶さんの貴重な姿の一挙手一投足に注目して、最後まで楽しんでいただきたいと思います!
土曜プレミアム「世にも奇妙な物語’21夏の特別編」
放送局:フジテレビ系
放送日時:2021年6月26日(土)21:00~23:10
ストーリーテラー:タモリ
「あと15秒で死ぬ」
スタッフ
原作:榊林銘「十五秒」(東京創元社ミステリ・フロンティア「あと十五秒で死ぬ」所収)
脚本:荒木哉仁
演出:城宝秀則
編成企画:渡辺恒也、狩野雄太
プロデュース:中村亮太、関本純一
制作:フジテレビ
制作著作:共同テレビ
ティグレ @Masked_Tigre
梶裕貴が「世にも奇妙な物語」に出演、銃で撃たれた吉瀬美智子の前に現れる死神役(コメントあり) https://t.co/CcVaawgbZw