原作で剣心が過去を語る形で物語が進む「追憶篇」をベースに、十字傷の謎に迫る「るろうに剣心 最終章 The Beginning」。特報映像には黒い着物に身を包んだ
ポスタービジュアルには、白い着物の至る所から血が滲んだ満身創痍の剣心と、降りしきる雪の中で静かに横たわる巴を、「これで終わる。ここから始まる。」のコピーとともにデザイン。大友監督は「十字傷の謎、それに触れずして絶対にシリーズは終われない。シリーズ開始当初から、我々の意識の先には常にこの作品がありました」と今作への思いを語っており、佐藤は「完成した映画を見ましたが、僕が思い描いたものを遥かに超えたクオリティで大友監督が映画として完成させてくれました。嬉しいですし、悔いはありません。僕自身絶対に演じたいエピソードでしたので、早く皆様に届けたいです」と映画の出来栄えに自信をのぞかせた。
「るろうに剣心 最終章 The Beginning」は6月4日ロードショー。なお同作の公開に先がけ、原作最後のエピソードとなる「人誅篇」を題材に、縁との戦いを描く「
大友啓史監督コメント
十字傷の謎、それに触れずして絶対にシリーズは終われない。シリーズ開始当初から、我々の意識の先には常にこの作品がありました。
来るべき新時代を肩に背負い、孤独に囚われ、返り血を浴びながら、生涯ただ一度の恋に生命を煌めかせた、ある人斬りの「運命」をめぐる物語。それは僕にとって、「龍馬伝」の岡田以蔵に始まる佐藤健との十年に及び旅のまさに終着点であり、総決算に他なりません。
人斬り抜刀斎そのものと化した佐藤健は、蒼白く燃える魂を心の奥底に秘め、巴との邂逅と不殺の誓いに至るプロセスを、美しく、ストイックに演じ切りました。その一瞬一瞬を噛み締め、愛おしみながら、僕たちは彼の姿を瞼に焼き付け続けました。
いよいよシリーズ最後の作品、そして我々の集大成をお披露目する時です。「おろ?」っとおどける剣心とは別人格の、京都の夜を震え上がらせた人斬り抜刀斎の全貌が明らかになります。積み重ねてきた十年に渡る私たちの時間の結晶と、剣心と巴との生命の燃焼の物語「The Beginning」を、ぜひ劇場でご覧いただき、楽しんでいただければと思います。
佐藤健コメント
『The Beginning』では、剣心を語る上で欠かせないエピソードである、剣心が抱える十字傷の正体が明らかになります。
パート1から『The Final』で穏やかに微笑んできた剣心とは違い、闇の中で生きる人斬り時代の剣心の姿が描かれます。
剣心のこのエピソードをお客さんに知ってもらって初めて『るろうに剣心』が完結します。完成した映画を見ましたが、僕が思い描いたものを遥かに超えたクオリティで大友監督が映画として完成させてくれました。嬉しいですし、悔いはありません。僕自身絶対に演じたいエピソードでしたので、早く皆様に届けたいです。ぜひ、『The Final』と合わせてご覧頂けると嬉しいです。
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