山崎紗也夏「レンアイ漫画家」TVドラマ化、鈴木亮平が恋愛下手な少女マンガ家役に

6

481

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 136 323
  • 22 シェア

山崎紗也夏「レンアイ漫画家」が4月にTVドラマ化。主演を鈴木亮平が務め、毎週木曜22時よりフジテレビで放送される。

ドラマ「レンアイ漫画家」より、鈴木亮平扮する刈部清一郎。 (c)フジテレビ

ドラマ「レンアイ漫画家」より、鈴木亮平扮する刈部清一郎。 (c)フジテレビ

大きなサイズで見る(全4件)

ドラマ「レンアイ漫画家」は仕事一筋で恋愛下手なマンガ家と、“ダメ男ホイホイ”と呼ばれるアラサー女性のハートフルラブコメディ。主人公の刈部清一郎は女性名のペンネームで正体を隠し、アシスタントもつけずに1人きりで大人気少女マンガの連載を続けている。ところがある日、弟が遺していった子供を引き取らなくてはいけなくなり、孤高の生活は終了することに。さらに弟の葬儀で、弟のことを好きだった久遠あいこと衝撃の出会いを果たす。清一郎は夢なし、職なし、彼氏なしのあいこに、マンガのネタのために疑似恋愛をするように命じ……。原作は2010年から2012年までモーニング(講談社)で連載され、単行本は全5巻が刊行されている。

原作者の山崎は「脚本のテンポが良く、自分の描いた漫画以上の世界観の広がりに驚いています」とコメント。清一郎を演じる鈴木は、「こんな王道恋愛ドラマに“自分で良いのだろうか”という気恥ずかしさがありますが、世界中が元気のない時期だからこそ、皆様に毎週楽しみにしていただけるように、全力ですてきなラブコメをお届けいたします」と意気込んだ。

山崎紗也夏(原作者)コメント

主演がまさかの鈴木亮平さんということで、大変感激しました。脚本のテンポが良く、自分の描いた漫画以上の世界観の広がりに驚いています。コロナ禍の中、ドラマチームの皆さんは大変な仕事になっただろうと思いますが、多くの人に楽しんでいただければ幸いです。

鈴木亮平(刈部清一郎役)コメント

台本を読んでみての感想

今世界中がどんよりした雰囲気に覆われている中で、今作のような明るくポップなラブコメは非常に価値があるのではないでしょうか。脚本の松田裕子さんが生み出すセリフの一つ一つがとにかく面白く、“キュン”や温かい涙だけで終わらない、感情大渋滞の作品になっています。清一郎はあいこにミッションとして疑似恋愛をさせるのですが、毎回登場するクセのある男性陣にもぜひ注目してください。

自身が演じる刈部清一郎について

現代版の“美女と野獣”のようです。家に引きこもっていた恋愛下手の野獣が、あいこという芯のブレない女の子と出会うことで心の奥に閉まっていた優しさ、恋する感情を思い出し、人間として成長していく……。清一郎は偏屈な天才で、口が悪いけれどとてもピュア。自分に恋愛など起こるはずがないと思っていて、だからこそ作品に恋愛を描いてきた人です。そんなある種“こじらせた男”がキュンに目覚めていく様は、皆様に“恋愛っていいな”と思っていただけると思います。回を追うごとに、皆様にこの清一郎という不器用な人間を好きになってもらえるように魅力的に演じたいと思います。

視聴者へメッセージ

こんな王道恋愛ドラマに“自分で良いのだろうか”という気恥ずかしさがありますが、世界中が元気のない時期だからこそ、皆様に毎週楽しみにしていただけるように、全力ですてきなラブコメをお届けいたします。難しいことを考えずに、穏やかな良い気持ちで見られるラブコメです。“ちょっと疲れているな”と思う時に、皆様の心の栄養剤になりますように。そしてこのドラマは、男性にもオススメです。清一郎の不器用な生き方に、きっと共感していただけるでしょう。恋をしている方も、恋を忘れた人も、新しい恋をしたい方にも。今年の春は、「レンアイ漫画家」で“キュンキュン”してください。

佐藤未郷(企画編成)コメント

「レンアイ漫画家」の企画意図

今作は、偏屈なアーティストと気立ての良い女子が繰り広げるラブストーリーです。さらに、主人公は甥っ子の少年を引き取ることになり、疑似家族のようになっていく…ほっこりホームドラマでもあります。企画が決定したのは、昨年春の緊急事態宣言前、まさにコロナの恐ろしさが徐々に広まっていった頃。日々襲いかかる不安や憂さを思いっきり忘れ、お腹の底から笑って、胸の奥がキュンとなる、楽しいドラマを作りたい、そんな思いで、小林プロデューサーが持ち込んだこの原作をドラマ化しようと決めました。

鈴木亮平の起用理由

企画が決まって、いの一番にオファーさせていただいたのが、主演の鈴木亮平さんです。唯一無二の存在感、圧倒的な演技力に裏打ちされた抜群のコメディーセンスを持った鈴木さんにぜひ主人公を演じていただきたい、と。鈴木さん演じる刈部清一郎は、偏屈でハイパーセンシティブな天才漫画家。かなり“面倒臭い奴”です。そんな面白キャラなのに、そこはかとなくあふれ出る色気や男もほれるかっこよさ。加えて、清一郎を演じる鈴木さんは女子目線での“かわいい”が渋滞しています。“さすが!”としか言いようがないのですが、ただのツンデレではない主人公像を見事に作り上げていただき、まさにハマリ役だと確信しております。“自分には恋愛も幸せも必要ない、むしろ足かせになる”と漫画一筋で生きてきた清一郎、そんな彼がヒロインと出会ってどう変わっていくのか?……鈴木さんが表情豊かにみせる思い切ったキャラクターアーク(変化)にもご注目ください。

「レンアイ漫画家」のストーリーについて

この物語で主人公やヒロインが探しているのは、唯一無二の漫才コンビのような“人生の相方”です。ぎこちない関係だった二人が、やがてかけがえのない存在になっていく…。淡い過去にもさかのぼる運命の恋、秘める思いに気づいていくピュアな恋の過程をゆっくり、愚直に描きます。温かい絆に癒されつつ、次から次に待ち受ける怒涛(どとう)のコメディー展開! 親子そろって楽しめる“人生の相方探しの物語”にご期待ください。

この記事の画像(全4件)

ドラマ「レンアイ漫画家」

フジテレビ:2021年4月より毎週木曜日22:00~22:54

スタッフ

原作:山崎紗也夏「レンアイ漫画家」(講談社モーニングKC刊)
脚本:松田裕子
音楽:末廣健一郎
演出:石川淳一、小林義則、淵上正人
編成企画:佐藤未郷、江花松樹
プロデュース:小林宙
制作:フジテレビ
制作著作:共同テレビ

キャスト

刈部清一郎:鈴木亮平

全文を表示

読者の反応

  • 6

ティグレ @Masked_Tigre

山崎紗也夏「レンアイ漫画家」TVドラマ化、鈴木亮平が恋愛下手な少女マンガ家役に(コメントあり) https://t.co/Bear36v518

コメントを読む(6件)

関連記事

山崎紗也夏のほかの記事

リンク

関連商品

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのコミックナタリー編集部が作成・配信しています。 山崎紗也夏 / 鈴木亮平 の最新情報はリンク先をご覧ください。

コミックナタリーでは国内のマンガ・アニメに関する最新ニュースを毎日更新!毎日発売される単行本のリストや新刊情報、売上ランキング、マンガ家・声優・アニメ監督の話題まで、幅広い情報をお届けします。