「野間出版文化賞」は、“出版の再発明”を目指す講談社が創業110周年を迎えた2019年に、記念事業の一環として設立されたもの。出版にまつわる優れた表現活動を行った個人・団体に与えられる。
吾峠の授賞理由については「週刊少年ジャンプで連載された『鬼滅の刃』は累計発行部数が1億部を突破。アニメ化、ゲーム化、商品化などの展開もさることながら関連小説、スピンオフ漫画も売り上げ好調で、2019年から2020年にかけての出版界全体を盛り上げた功績は非常に大きい」とコメントが寄せられた。また同賞を池井戸潤、「あつまれ どうぶつの森」も受賞している。
第2回「野間出版文化賞」の選考委員は林真理子、弘兼憲史、茂木健一郎、野間省伸講談社代表取締役社長が担当。受賞者には賞牌および副賞として金100万円が贈呈される。
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