映画「ゾッキ」吉岡里帆、安藤政信、ピエール瀧、石坂浩二、松田龍平らキャスト18人

大橋裕之原作による実写映画「ゾッキ」が、2021年春に全国公開。キャスト18人が一挙解禁された。

監督を俳優の竹中直人、山田孝之、齊藤工が務める実写映画「ゾッキ」は、2017年にカンゼンより刊行された大橋の作品集「ゾッキA」「ゾッキB」を原作とした作品。同作に惚れ込んだ竹中が実写映画化を熱望し、監督として山田と齊藤にオファーしたことから実写映画化が実現した。映画では作品集の中から多数のエピソードを織り交ぜて構成し、ありふれた日常の中で起きる不思議な笑いを描く。

キャストとして名を連ねたのは、吉岡里帆、鈴木福、満島真之介、柳ゆり菜、南沙良、安藤政信、ピエール瀧、森優作、九条ジョー（コウテイ）、木竜麻生、倖田來未、竹原ピストル、潤浩、松井玲奈、渡辺佑太朗、石坂浩二、松田龍平、國村隼。併せて大橋、竹中、山田、齊藤からのコメントも到着した。大橋は「原作『ゾッキ』を思うと豪華すぎるキャストに驚きますが、映画『ゾッキ』には、もうこのキャスト以外考えられないぐらい皆さんハマってました。何度も観たいです」と語っている。

なお10月31日から11月9日まで開催される「第33回東京国際映画祭」では、同作が「TOKYOプレミア2020」作品としてワールドプレミア上映されることが明らかに。また11月5日から22日まで行われる「第40回台北金馬映画祭」にて、台湾プレミアとして上映されることも決まった。

大橋裕之コメント

原作「ゾッキ」を思うと豪華すぎるキャストに驚きますが、映画「ゾッキ」には、もうこのキャスト以外考えられないぐらい皆さんハマってました。何度も観たいです。どうぞお楽しみに。

竹中直人監督コメント

最高最強のキャスティング！大橋裕之の世界にこんなにも素敵な俳優たちが集まってくれるなんて！
ぼくは漫画《ゾッキ》にあまりにも感動したのです。そして《ゾッキ》映画化に賛同してくれるのは山田孝之、齊藤工しか考えられなかった……！
映画《ゾッキ》を絶対観たい!! と思って下さった方々ガタガタガタ♪♪♪に是非とも観て頂きたい！
何卒よろしくお願い申し上げます！

山田孝之監督コメント

ほんわかしたストーリーには少し刺激が強すぎるかもと思ってしまうくらい、個性豊かで魅力的な方々が集まってくださいました。
少し優しくて、少し危険で、少し笑えて、少し寂しくなって、少し振り返って、少し歩き出せる。
そんな映画です。少し楽しみにしていてください。

齊藤工監督コメント

キャスティングとは映画作りに置ける一つの到達点（最初の）だと思っております。
そう言う意味ではこの方々でしかあり得ない夢のキャスティングが成立したのではないかと、未だ多くは語れない本作ですが、個人的にはそのキャスティングのプロセス自体が不思議なくらい奇跡的で、彼らはその偶然を現場で必然にして下さいました。映画『ゾッキ』には何か宿っているのだと思います。