オリジナルTVアニメ「ワンダーエッグ・プライオリティ」が、2021年1月より日本テレビほかにて放送されることが決定。原案・脚本を「101回目のプロポーズ」「高校教師」「家なき子」など数々のTVドラマに参加してきた脚本家・
「ワンダーエッグ・プライオリティ」は、 日本テレビとドコモが出資するコンテンツ投資会社・D.N.ドリームパートナーズとアニプレックスが初めてタッグを組み、プロデュースを手がける作品。監督は「22/7 あの日の彼女たち」のキャラクターPV、「僕はロボットごしの君に恋をする」のアニメーションPVなどに携わってきた演出家・若林信、キャラクターデザイン・総作画監督は「空の青さを知る人よ」にも参加した高橋沙妃、制作に「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」「約束のネバーランド」で知られるCloverWorksが名を連ねた。
今回の発表に併せ、ティザービジュアルとティザーPVも公開。40秒の映像中では、「未来を変えたいなら」「今はただ選択しろ」という文字とともに、2人の少女の姿を確認することができる。またビジュアルにはPVにも登場する黄色いパーカーを着たショートカットの少女が大きく描かれた。
さらに、メインスタッフからコメントも到着。野島は「いつからかドラマにも『コンプライアンス』が侵食して、僕のような物書きは翼をもがれた感覚で、より自由度の高い場所を模索していました。今回、アニメの世界を描く場をいただき、本当に久しぶりに楽しかったです」とアニメという新たな場での挑戦について言及している。
野島伸司(原案・脚本)コメント
いつからかドラマにも「コンプライアンス」が侵食して、僕のような物書きは翼をもがれた感覚で、より自由度の高い場所を模索していました。
今回、アニメの世界を描く場をいただき、本当に久しぶりに楽しかったです。
アニメやゲームは日本が世界に誇れるエンターテインメントであり、リテラシーの高いアニメファンと向き合える事を嬉しく思います。
1月クールでお会いしましょう。
若林信(監督)コメント
登場人物が自分に似ていってしまうことがあります。
人物を理解していこうとする過程で、自分だったらと考え始め、結果として動かしやすいように矯正してしまうのです。
なので、今回は自分だったらをやめてみました。
この子だったら?あの人だったら?
他人を理解して動かすなんて出来ませんから、理解出来ない他人をただ見守るだけです。
どう動くのかも分からないので、登場人物と対話できるようになれたら楽だなと日々思っています。
しかし幸いにも僕の周りには登場人物達と似た人たちが一緒にこの作品を作ってくれています。
その人たちの全てはやはり理解できませんが空気は感じられます。
その空気でこの作品を呼吸させられたら、きっと「自分だったら」の尺度を超えられる気がしています。
野島さんから託された脚本の魅力を余すことなく伝えられるように最後まで頑張ります。
植野浩之(企画・プロデュース)コメント
ANIPLEXさんと企画会議をしている際に、「アニメ業界にも業界以外の才能を入れていかないといけない」という話が出てきまして、「例えばあの野島伸司さんがアニメーションの脚本を書くというのはどう思いますか?」と問いかけました。
そして、創作意欲と創作能力の高い野島さんが最近のドラマ制作の中で非常に窮屈な思いを抱いている中、アニメーションというフィールドの中でどう輝くのかというのがプロデューサーとしての一つのテーマではありました。
ANIPLEXと日本テレビの共同プロジェクトとして、新進気鋭の若林監督とCloverWorksのスタッフが全身全霊で挑んだ作品となっていますので、楽しみにしていて下さい。
オリジナルTVアニメ「ワンダーエッグ・プライオリティ」
2021年1月より、日本テレビほかにて放送開始
スタッフ
原案・脚本:
監督:若林信
キャラクターデザイン・総作画監督:高橋沙妃
企画プロデュース:植野浩之(日本テレビ)・中山信宏(アニプレックス)
制作:CloverWorks
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野島伸司が原案・脚本、CloverWorks制作のオリジナルTVアニメが来年1月放送(コメントあり / 動画あり) https://t.co/a2m1icC8os