柴門ふみ「恋する母たち」TVドラマ化!主演は木村佳乃、脚本は大石静

5

135

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 41 81
  • 13 シェア

柴門ふみ「恋する母たち」のTVドラマ化が決定した。10月よりTBSの金曜ドラマ枠にて放送される。

左から蒲原まり役の仲里依紗、石渡杏役の木村佳乃、林優子役の吉田羊。

左から蒲原まり役の仲里依紗、石渡杏役の木村佳乃、林優子役の吉田羊。

大きなサイズで見る(全3件)

「恋する母たち」 1巻

「恋する母たち」 1巻[拡大]

女性セブン(小学館)にて2017年から2020年7月にかけて連載された「恋する母たち」は、名門学校に息子を通わせる3人の母の恋を描いた群像劇。単行本は6巻まで発売中だ。

ドラマでは物語の主人公で名門校に通う息子を持つシングルマザー・石渡杏役を木村佳乃、杏と同じく名門校に通う息子を持つキャリアウーマンの林優子役を吉田羊、そして2人と同じ名門校に通う長男を持つ3児の母・蒲原まり役を仲里依紗が演じる。また脚本は大石静が手がける。

柴門はドラマ化について「これ以上望むべくもない原作のイメージ通りの配役をしていただけました。美貌と演技力を兼ね備えた女優さんたちでワクワクします。脚本は大石静さんですから、これはもう間違いありません。この秋は“金曜日の恋する母たち”を、イチ視聴者として楽しみたいです」とコメントを寄せた。

柴門ふみコメント

境遇も性格も異なった3人の女性が共通の悩み事を通じて出会ってしまうという設定は『想い出づくり』からヒントを得、複数の同時進行の恋愛で引っ張って行くスタイルは『金曜日の妻たちへ』で学びました。なので今回のTBSドラマ化に、奇縁というよりむしろ必然を感じます。連載当初からドラマ化のお話をいただき、何年もかけてキャスティングのご提案を受けました。その結果、これ以上望むべくもない原作のイメージ通りの配役をしていただけました。美貌と演技力を兼ね備えた女優さんたちでワクワクします。脚本は大石静さんですから、これはもう間違いありません。この秋は“金曜日の恋する母たち”を、イチ視聴者として楽しみたいです。

木村佳乃(石渡杏役)コメント

同じ高校に通う息子を持つ3人の母の恋物語。
果たして母は恋をして良いのか?
母になったら、女ではないのか?
恋心が理性に打ち勝つ瞬間。
そんな難題に立ち向かう事になりました。
実は私、この漫画のいちファンとして読んでおりました。
まさかその中の1人を自分が演じる事になろうとは……!
精一杯、恋する母を演じます。
どうぞ宜しくお願い致します。

吉田羊(林優子役)コメント

若い頃、柴門ふみさんが描く「楽しいだけじゃない、リアルな恋」に幾度となく鍛えられてきました。しかし今回の主人公は「母」。全てを投げ打って恋人の元へなんて簡単には出来ません。なのに彼女たちは、逆風吹き荒れる荒波に、本能で、船を漕ぎ出すのです。
「妻・母・嫁」――。結婚した彼女たちには沢山の役割があります。私が演じる優子さんには、加えて仕事も。こうあるべきという各枠の中で、迷い、もがき、覚醒してゆく彼女たちですが、その根底には、「必要とされる喜び」というピュアさがある気がしてなりません。皆様に共感していただけるよう、丁寧に精一杯演じさせていただきます。

仲里依紗(蒲原まり役)コメント

TBSのドラマに出演させていただくのは、『あなたのことはそれほど』以来となります。
そのときとは180度違う役柄なので、今からとても楽しみです。
今回演じる蒲原まりは、天真爛漫に見えて、すごく考えている人なので、そのあたりをきちんと演じていきたいと思います。

大石静(脚本)コメント

3人のヒロインは、ひとつの価値観に苛まれています。それは、母たる者は子育てを生きがいとし、人生の第一義としなければならないという価値観です。しかし、人生の盛りを生きるヒロイン達は、新しい出会いをも本能的に求めており、その想いを押し殺して生きることの残酷さも知っています。
現実の世の中は、婚外の恋を糾弾する風が、恐ろしいほど吹き荒れていますが、いいとか悪いとかの前に、“恋”は命を息づかせてしまうもので、抗いがたい魅力で人を翻弄します。それは母であっても妻であっても同じです。
視聴者の皆様には、こういう時だからこそ、ドラマの中で夢を見ていただきたいと願って、このドラマを書き始めました。現実の中ではなくドラマの中で、迷い、揺れ、震えて下さい。
リアルと夢が、絶妙に交錯する柴門ふみさんの原作の持ち味を、精一杯生かす脚本にしたいと思っています。ぜひご覧下さいませ。

磯山晶(チーフプロデューサー)コメント

柴門ふみさんの「恋する母たち」の連載初回を読んですぐに、ドラマ化したいと申し込みに行きました。本当にキャッチーなタイトル、魅力的な登場人物たち……激しい争奪戦を勝ち抜いて、こうして映像化できることになり、とてもうれしいです。そして、これを最高の脚本にしてくださるのは大石さんしかいない、と思ってお願いしました。さらに木村佳乃さんをはじめとする本当に素敵なキャストに集まっていただき、この秋必見のラブストーリーを制作する準備が整いました。実生活での不倫は絶対ダメ! ですが、このドラマを見て、ドキドキする感情を心おきなく発散していただきたいです。登場人物の誰かにきっと共感していただける新しいドラマになると思います。キャスト・スタッフ一同、誠意を込めて制作していきますので、よろしくお願いいたします。

この記事の画像(全3件)

金曜ドラマ「恋する母たち」

TBS系列にて2020年10月より毎週金曜22:00~22:54

スタッフ

原作:柴門ふみ「恋する母たち」(小学館 ビッグコミックス刊)
脚本:大石静
チーフプロデューサー:磯山晶
プロデューサー:佐藤敦司
演出:福田亮介
編成:宮崎真佐子

キャスト

石渡杏:木村佳乃
林優子:吉田羊
蒲原まり:仲里依紗

※記事初出時より、柴門ふみのコメントを一部修正しました。

全文を表示

読者の反応

  • 5

リブロ ★ブックサンタ受付中 9/22~12/25★ @libro_jp

柴門ふみ「恋する母たち」TVドラマ化!主演は木村佳乃、脚本は大石静 https://t.co/9sDCXqbLai

原作:柴門ふみ『恋する母たち』(小学館)

コメントを読む(5件)

関連記事

柴門ふみのほかの記事

関連商品

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのコミックナタリー編集部が作成・配信しています。 柴門ふみ / 木村佳乃 / 吉田羊 / 仲里依紗 の最新情報はリンク先をご覧ください。

コミックナタリーでは国内のマンガ・アニメに関する最新ニュースを毎日更新!毎日発売される単行本のリストや新刊情報、売上ランキング、マンガ家・声優・アニメ監督の話題まで、幅広い情報をお届けします。