TVドラマ化もされた「健康で文化的な最低限度の生活」はケースワーカーの義経えみるを主人公に描く奮闘記。1年ぶりに発売された最新刊の9巻では、“住まいの貧困”に迫る「貧困ビジネス編」が展開される。
なお昨年刊行された第8巻「子供の貧困編」に収録された第71話について、作者の強い希望により15ページに及ぶ加筆修正が行われた。電子版は電子書店各社にて加筆修正バージョンに差し替えられており、すでに購入済みの人は再ダウンロードをすることで修正版が楽しめる。また紙の単行本を購入した人に向けて、特設サイトでも同エピソードを無料公開。柏木は「第8集を読み返してさまざま思うところあり、加筆修正いたしました。すでに単行本を購入されている方には大変申し訳ないのですが…良かったらどうぞお読みください」とコメントを寄せている。
なおマンガのコミュニティサイト・アルでは「#私と健康で文化的な最低限度の生活」というお題でさまざまな文章を募るキャンペーンを実施中。柏木のインタビューも近日公開される予定だ。
さらに新刊の発売を記念し、加筆された「健康で文化的な最低限度の生活」8巻を含む柏木の作品が期間限定で無料試し読みできる「新刊9集配信&既刊8集渾身加筆キャンペーン」が、小学館eコミックストアほか各電子書店にて7月13日まで展開中。「健康で文化的な最低限度の生活」に加え、「いぬ」「鬼虫」「QUOJUZ」「地平線でダンス」「花園メリーゴーランド」「ブラブラバンバン」「よいこの星!」の無料試し読みが配信されている。
柏木ハルコのほかの記事
リンク
ひろじ @kondohi
「健康で文化的な最低限度の生活」1年ぶり新刊、前巻の加筆修正版も公開 https://t.co/5aPReDhV7W 出ていたか。ぽちった。