ドラマ「何食べ」がギャラクシー賞で視聴者投票1位に、「鬼太郎」第6期は特別賞

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本日6月1日に第57回ギャラクシー賞が発表され、よしながふみ原作によるTVドラマ「きのう何食べた?」が「マイベストTV賞 第14回グランプリ」に、水木しげる原作によるTVアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期が「特別賞」にそれぞれ選ばれた。

ドラマ「きのう何食べた?」ビジュアル(c)「きのう何食べた?」製作委員会

ドラマ「きのう何食べた?」ビジュアル(c)「きのう何食べた?」製作委員会

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TVアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期キービジュアル (c)水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション

TVアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期キービジュアル (c)水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション[拡大]

TVドラマ「きのう何食べた?」が受賞した「マイベストTV賞」は、視聴者の投票により優秀なテレビ番組が選び出されるもの。西島秀俊内野聖陽が同性カップルを演じた同作については「ゲイの人が主人公ではあるけれど、特別なこととしてではなく普通のドラマとして面白かった」「西島が毎回作る料理が楽しく、コスパが良く時短のレシピとしてドラマとダブルで楽しめた」といったコメントが寄せられ、幅広い支持を集めた。

「映像研には手を出すな!」キービジュアル (c)2020 大童澄瞳・小学館/「映像研」製作委員会

「映像研には手を出すな!」キービジュアル (c)2020 大童澄瞳・小学館/「映像研」製作委員会[拡大]

また「特別賞」に選出されたTVアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期は、「新たなサブキャラクターの登場や、主人公たちの設定の見直しなど、原作を現代社会にあわせる表現上のさまざまな工夫もすばらしく、なによりも登場する妖怪たちの基本設定は原作そのまま。社会や時代は変わっても、人間社会が抱えている闇や怖さは、水木しげる原作時代と同じ、普遍的なのだということを教えてくれました」というコメントとともに、「日曜の朝にターゲットである子どもたちに向けて丁寧にメッセージを送ることに徹底して作られています。それが多くの人たちの共感を呼ぶ。テレビアニメのあるべき仕事だといえます」と評価を得た。

なお「テレビ部門個人賞」は伊藤沙莉が受賞。数々のドラマに出演したほか、大童澄瞳原作によるTVアニメ「映像研には手を出すな!」で浅草みどり役を演じたことについて、「特徴的なハスキーボイスを活かし、浅草みどりというキャラクターの魅力を最大限に引き出す見事な『声』の演技を見せてくれました」と評価されている。

ギャラクシー賞は放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組、個人、団体を顕彰するため1963年に創設したもの。テレビ、ラジオ、CM、報道活動の4部門制となっており、2019年度の各部門の大賞、優秀賞、選奨は7月2日に放送批評懇談会の公式サイト及び公式YouTubeチャンネルにて発表される。

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