アニメ「日本沈没2020」大地震によって日常が一瞬で奪われる本予告、追加キャストも

Netflixオリジナルアニメシリーズ「日本沈没2020」の配信開始日が7月9日に決定。併せて本予告映像と追加キャストが公開された。

湯浅政明が監督を務める「日本沈没2020」は、小松左京の小説「日本沈没」初のアニメ化作品。本予告映像では2020年の日本を舞台に、ごく普通の家族・武藤家の日常が大地震によって突然奪い去られる瞬間が切り取られており、オリンピックを目指す中学生の長女・歩を中心に、地震による衝撃が家族それぞれの目線で描かれた。崩壊した街並みが災害の悲惨さを物語る映像後半には、困難に立ち向かう人たちの姿や歩の力強いセリフが収められている。

追加キャストには、武藤家の隣に住む古賀家の一人息子・古賀春生役に吉野裕行、歩に姉のように慕われているご近所さん・三浦七海役に森なな子、登録者700万人超えの人気ユーチューバー・カイト役に小野賢章、郊外にあるスーパーの店主で78歳の疋田国夫役に佐々木梅治が名を連ねた。いずれのキャラクターも、武藤家の運命を左右する重要なポジションで劇中に登場する予定だ。

また本作のサウンドトラックが8月26日に発売されることも決定。「ピンポン THE ANIMATION」「DEVILMAN crybaby」でも湯浅とタッグを組んで音楽を担当した牛尾憲輔による41曲が収録される。そのほか新型コロナウイルスの影響により「アヌシー国際アニメーション映画祭2020」がオンライン開催に変更されたことに伴い、本作の出品を見送ることが発表された。