柳田国男の「遠野物語」を、民俗学者の畑中章宏が関西弁に“翻訳”した単行本「関西弁で読む遠野物語」が、エクスナレッジより刊行された。本書では
「遠野物語」は日本民俗学の祖・柳田国男が、岩手県遠野市出身の佐々木喜善(鏡石)から聞き書きした話をまとめ、1910年に出版したもの。妖怪や亡霊が登場する、さまざまな怪異現象が記録されている。
公式サイトには「『遠野物語』の怪異かつ濃密な世界に入っていくのに、文語体に阻まれて戸惑う人も少なくはないでしょう。しかし、ここに収められた伝承は『語り』によって受け継がれてきたものです。おじいさん、おばあさんが囲炉裏を囲んで孫に聞かせる。また村の物知りが、子どもたちに言い伝える。そんな『遠野物語』の語りを甦らせるため、語り言葉として現在多くの人に受け入れられている、関西弁に『翻訳』しました」と本書のねらいが綴られている。帯には小説家の
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「遠野物語」を関西弁に訳したら“ええ感じ”、挿絵はスケラッコ https://t.co/5DF0zYXvr1