AIにマンガは作れるのか?「TEZUKA2020」から生まれた読み切り「ぱいどん」

9

218

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 92 110
  • 16 シェア

「TEZUKA2020」プロジェクトによる読み切り「ぱいどん」が、本日2月27日発売のモーニング13号(講談社)に掲載された。

「ぱいどん」扉ページ。

「ぱいどん」扉ページ。

大きなサイズで見る(全4件)

「TEZUKA2020」は、AI技術を使い「手塚治虫31年ぶりの新作」を創作するプロジェクト。手塚作品を学習したAI技術が生成したプロットやキャラクターをインスピレーションソースに、クリエイター陣が制作し完成させたのがこのたびの読み切り「ぱいどん」だ。合理的なデジタル社会となった2030年の東京にて、主人公・ぱいどんは都会のど真ん中の公園で、のんびりと暮らしている。ある日、ぱいどんのもとにアンとイズミという姉妹が現れる。彼女たちは彼に「父を捜して欲しい」と頼むが……。

また巻頭カラーでは、AI開発からマンガ制作に至るプロセスを紹介。本企画が始動した経緯や多岐にわたるマンガ制作の手順が解説されているほか、プロジェクト参加クリエイターとしてシナリオ制作をあべ美佳、キャラクターデザインを手塚プロダクションのチーフアニメーター・瀬谷新二、ネームの作成を桐木憲一、キャラクターの作画をつのがい、背景を池原しげとが担当していることも書かれている。

なお3月5日発売の次号14号に、「パレス・メイヂ」「神は細部に宿るのよ」などで知られる久世番子が初登場。講談師・六代目神田伯山が監修を務める読み切り「修羅場の人」が掲載される。

この記事の画像(全4件)

読者の反応

  • 9

yuri @syoyuri

ぱいどんのお話きた! #JILISsympo51

AIにマンガは作れるのか?「TEZUKA2020」から生まれた読み切り「ぱいどん」 https://t.co/XcVDWcX7Yb

コメントを読む(9件)

関連記事

手塚治虫のほかの記事

リンク

関連商品

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのコミックナタリー編集部が作成・配信しています。 手塚治虫 / 久世番子 / 桐木憲一 / つのがい / 池原しげと の最新情報はリンク先をご覧ください。

コミックナタリーでは国内のマンガ・アニメに関する最新ニュースを毎日更新!毎日発売される単行本のリストや新刊情報、売上ランキング、マンガ家・声優・アニメ監督の話題まで、幅広い情報をお届けします。