「サザエさん」は1946年から1974年まで、福岡県の地方紙・夕刊フクニチや朝日新聞などで連載された。今回復刊されたのは長谷川が設立した出版社・姉妹社が刊行していたオリジナル版となる。単行本に収録された4コマの脇には新聞掲載日が記載されており、当時の世相や昭和の生活が「サザエさん」を通して垣間見える。また「だいよう食」「満州からひきあげ」「タイロンパーワー」といった、昭和ならではの言葉には注釈が付き、誰でもわかりやすく読める工夫もなされた。
全68巻は、毎月3冊ずつ2021年11月まで順次刊行。復刊を記念した応募者全員プレゼントも用意され、1~15巻を購入した人にはオリジナル風呂敷、16~68巻を購入した人には「サザエ年表(仮)」が届けられる。応募の詳細は単行本の帯にて確認を。
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ティグレ @Masked_Tigre
長谷川町子、生誕100年!「サザエさん」全68巻が27年ぶりに復刊 https://t.co/pZnNd9ifiL