社会学者・金田淳子による書籍「『グラップラー刃牙』はBLではないかと1日30時間300日考えた乙女の記録ッッ」が、本日11月27日に河出書房新社から発売された。ジェンダー論、社会学の視点からボーイズラブや同人誌を研究する著者が、
かつては「刃牙」シリーズを絵柄で敬遠していたという金田だが、2018年にWebでの試し読みキャンペーンを機に作品に触れ、「濃厚なBLなのでは?」「乙女の必読書なのでは?」と感じたという。そして単行本を購入し、「刃牙」をBLとして読むというスタンスでWebサービス・noteに感想を綴り、これが好評を得たことで書籍化を果たした。
書籍にはnoteでの連載「乙女の聖典 ~女子こそ読みたい『刃牙』シリーズ」のうち、「グラップラー刃牙」から「バキ」までの感想記事に加筆・修正を加えたものを収録。秋田書店の協力により、「刃牙」シリーズの図版が多く使用されている。おまけとして、200名以上の無名なキャラクターについての初出箇所のデータと感想をまとめた「モブキャラひとこと感想コーナー」も収められた。
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河出書房新社 @Kawade_shobo
「刃牙」をBLとして読むッッ!金田淳子による異色の書籍、秋田書店も公認 https://t.co/GeS0RRDENo