「ディエンビエンフー」は月刊IKKI(小学館)にて連載され、小学館から単行本計12冊が発売されるも掲載誌の休刊にともない執筆中断。後に完結編となる「ディエンビエンフー TRUE END」計3冊が双葉社から刊行され、物語は完結を迎えた。なお「TRUE END」発表にあたり「ディエンビエンフー」1巻から6巻は新装版が発売されているが、7巻から12巻は入手困難な状態となっていた。
「ディエンビエンフー 完全版」は、入手困難となっていたIKKI版全12巻を電子で復刊したもの。双葉社刊の新装版では未収録だったエッセイ作品「アオザイ通信」も収められている。装丁はIKKI版と同じデザイナー・柳谷志有(nist)が手がけ、カバー裏面や折り込み部分もフルカラーで収録。劇画家・平田弘史による毛筆ロゴも使用されている。
なお「ディエンビエンフー 完全版」は、西島が設立した個人電子出版レーベル・島島からリリース。同レーベルは「豊かな発想で未来を実装」をモットーとし、西島作品だけを電子刊行していく発行所になっている。pixivFANBOXでは、島島の設立経緯や電子出版の制作方法、作家としての悪戦苦闘を綴った制作日記「電子と暮らし」を連載中。
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- ディエンビエンフー 完全版(全12巻)Kindle版
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西島大介『ディエンビエンフー 完全版』全12巻、『ディエンビエンフー TRUE END』全3巻読了。ベトナム戦争時のベトナムを舞台にした物語。TRUE ENDの結末に感涙しきり。 https://t.co/lYXDbdiqJJ https://t.co/FlhBlWkvHF