手塚プロダクション制作によるオリジナルアニメーション「火の鳥“道後温泉編”」の第2弾制作発表会が、本日11月8日に東京都内で開催。本アニメに
「火の鳥“道後温泉編”」は、愛媛・道後温泉本館の保存修理工事を活用したPR事業「道後REBORNプロジェクト」の一環として制作されるアニメ。これまでプロローグ「大国主と少彦名」と第1話「聖徳太子、来浴」が本プロジェクトの公式サイトやYouTubeで公開され、大国主(オオクニヌシ)役を
本日のイベントでは、明治時代を舞台にした第2話「子規と漱石」、現代から未来を舞台にした第3話「そして、未来へ」が制作されることが明らかに。第2話は明治28年に、正岡子規と夏目漱石が連れ立って改築直後の道後温泉本館を訪れたエピソードが題材となっている。改築を成し遂げた初代道後湯之町町長・伊佐庭如矢役にはつるの、改築で棟梁を務めた坂本又八郎役には三森、火の鳥役で水樹が引き続き参加。また新たに子規役で
第3話では現在、道後温泉本館東面を覆っている「道後温泉本館ラッピングアート」で描かれているイラストが題材に。神話時代から道後温泉を守り伝えてきた人々が、現代にタイムスリップする物語が映像化される。本日登壇した板尾は第3話に出演し、仏教の一派・時宗の開祖とされる一遍上人役を担当。公開は2020年中の予定だ。
イベントには板尾のほか、愛媛県松山市長・野志克仁氏、そして本プロジェクトを手がけるポニーキャニオンの代表取締役社長・吉村隆氏が登壇。板尾は「道後温泉に行ったことはないんですが、行ってみたかった温泉のひとつです。これを機に行くことができるんじゃないかとワクワクしております」とにこやかに語る。
また自身が演じる一遍上人について、板尾は「チラッと聞いた話だと、盆踊りの文化はこの方から始まったという。なるほどなと思いながら、エンターテインメントを感じました。収録はこれからなんですが、声を入れるのが楽しみです」とコメント。監督や脚本家としても活動する板尾は、「第2話、3話で終わらずに、ポニーキャニオンさんには長編アニメーションを作ってもらいたいです。その際は、できたら僕も参加させていただきたいですね」と希望した。
ここで第2話に参加する友近からビデオメッセージが。友近は「道後は祖母が住んでおりましたので、しょっちゅう行ってたというか、もう半分住んでたような街なんです。自分の家のお風呂に入る感覚で温泉に入っていましたし、祖母が道後温泉に勤めていたのもありガッツリ故郷という感覚ですね。今回、板尾さんに道後を背負っていただくということで本当にありがとうございます」と述べる。メッセージを見終えた板尾は、友近に対し「ベテラン臭がすごい。後輩なんですけど、先輩からメッセージいただいてるような気持ちです」とコメント。また友近から、道後温泉に来てほしいと呼びかけられると「でも友近とはあんまり一緒に行きたくはないかな。扱いにくいですね。後輩なのにベテラン臭を出される(笑)」と話した。
続けて、同じく第2話に参加する福山からもビデオメッセージが到着。福山は第2話で共演する立花について「子規の親友の漱石をですね、私の盟友と言っても過言ではない立花慎之介という同い年の声優が演じております」と話し、ストーリーについては「大変爽やかな青春ものになっております。(子規と漱石は)2人ともいい大人ではございますが、少年のような彼らの姿が描かれております」とアピールした。
イベントでは、板尾から「道後温泉がきれいになるのもいいけど、改修工事が終わってほしくない感じもありますね。改修工事が終わっても、アニメーションなどの取り組みを継続していただきたい。そういう意味で、『道後REBORNプロジェクト』はすごくいいプロジェクトだと思います」という言葉も。「これを機に道後温泉通になりたいです」と語り、イベントは幕を閉じた。
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【イベントレポート】「火の鳥“道後温泉編”」第2弾に板尾創路が出演、友近との温泉訪問には難色 https://t.co/q1dJtAIEBl