「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」の
同作は、永田がアルコール性急性膵炎と脂肪肝で倒れ入院したことを題材にしたエッセイ作品。入院当初は「この事もまた描くんか」と父に訊かれるも「描かへんよ」「こんな事描いたらどんだけ叩かれるか」と答えていた永田が「現実逃避してたらボロボロになった話」を描こうと決意するまでの話になっている。近所の居酒屋で飲み歩く癖がつき、精神状態も不安定だったことからアルコールに溺れていく様子が冒頭では描かれ、身体を壊してからは入院生活と退院後も続く治療の厳しさを吐露。そんな中で、自分にとってマンガとはなんなのかを作者が自問自答する。
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