これは7月に京都アニメーションの第1スタジオで発生した放火事件を受け、大今から京都アニメーションや関係者へ支援をしたいという申し出により行われるもの。大今が週刊少年マガジン(講談社)にて連載した「聲の形」は、2016年に京都アニメーション制作により劇場アニメ化されている。
大今は「起きた事に向き合う日々が続いていると思います。こえにならない沢山の思いを今も抱いて過ごしている被害者の方々に向けて、自分ができる少しのことをしたいと思います」とコメントを寄せている。価格は税別500円で、本日10月1日より、予約を受付中。色紙の売上はアニメイトを通じて義援金として全額寄付される。
大今良時コメント
今になってよく思い出すのは、脚本打ち合わせで京アニの皆さんが和気藹々としている風景です。
キャラデザ打ち合わせで山田さんの発言に西屋さんが控えめにツッコミを入れる場面や、「このあいだ監督の誕生日を祝ったんです」こんな話をきいたときに、ああなんてアットホームな職場なんだと思ったものです。
打ち合わせは、まるでけいおんの部活動のように、いつもお茶とお菓子と雑談がセットでした。
この環境のおかげで仲間との連携もよくとれるんだなぁと、京アニさんが繊細で一体感のあるアニメーションを作ることができるのも納得でした。
その期間、京アニという輪の仲間に一瞬でも入ることのできた自分は幸せでした。
京アニの皆さんは、作品の一瞬一瞬のために魂を込めて作ってくださいました。
視聴者として初めて京アニ作品を見た時以上の感動を、絶えず与えてくれる姿がそこにありました。
そしてそんなすごいものをこれからも見せてくれる人たちが、あの日も居たんだと思います。
あの場所で起きた出来事に、自分には、彼らが残してくれたものを見て、聞いて、思うことしか出来ません。
起きた事に向き合う日々が続いていると思います。こえにならない沢山の思いを今も抱いて過ごしている被害者の方々に向けて、自分ができる少しのことをしたいと思います。
ずっと応援しています。
大今良時
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