東京国際映画祭で日本アニメ特集、「白蛇伝」「AKIRA」や「プロメア」応援上映も

6

936

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 368 509
  • 59 シェア

10月28日から11月5日にかけて東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズほかで開催される「第32回東京国際映画祭」の全ラインナップが発表され、「ジャパニーズ・アニメーション THE EVOLUTION OF JAPANESE ANIMATION/VFX」部門の上映作品が明らかになった。

「白蛇伝 4Kデジタルリマスター版」(c)TOEI COMPANY、LTD.

「白蛇伝 4Kデジタルリマスター版」(c)TOEI COMPANY、LTD.

大きなサイズで見る(全14件)

「プロメア」(c)TRIGGER・中島かずき/XFLAG

「プロメア」(c)TRIGGER・中島かずき/XFLAG[拡大]

同部門は、日本のアニメおよび特撮の映像文化が国際的に評価されるきっかけや変化点となった作品を選出・上映するもの。「日本アニメ映画マスターズ」として日本初の劇場用長編カラーアニメーションである「白蛇伝」の4Kデジタルリマスター版、山本鈴美香原作・出崎統監督による「劇場版 エースをねらえ!」、大友克洋AKIRA」の3作品、「日本アニメ映画の到達点」として「海獣の子供」「きみと、波にのれたら」「天気の子」「プロメア」「劇場版『若おかみは小学生!』」の5作品がラインナップされた。なお去る9月26日に開催されたラインナップ発表記者会見には、「プロメア」の脚本を手がけた中島かずきが登壇。映画祭では英語字幕付きの応援上映でかけられることを受け、「日本のファンたちがこういう楽しみ方をしているという、海外に向けての良いプレゼンになるのではないかと思います」とコメントした。

「日本アニメ映画史の変化点」展示物のイメージ。(c)山本鈴美香/集英社・TMS

「日本アニメ映画史の変化点」展示物のイメージ。(c)山本鈴美香/集英社・TMS[拡大]

また特撮作品では「ウルトラQ」から「2020年の挑戦」「ガラモンの逆襲」「東京氷河期」「カネゴンの繭」の4作を、当時のスタッフ・キャストによるトーク付きで4K上映。黒部進と桜井浩子が登壇するイベント「ウルトラ怪獣の誕生『ウルトラQ』から『ウルトラマン』へ」も行われる。併せて「日本アニメ映画史の変化点」と題した展示企画を、10月28日から11月5日まで六本木アカデミーヒルズ49Fのエントランス・ショーケースで実施。「日本アニメ映画マスターズ」3作品の制作資料などが展示される。

そのほか「第32回東京国際映画祭」ではコンペティション部門に手塚治虫原作・手塚眞監督作の「ばるぼら」、特別招待作品に「“隠れビッチ”やってました。」「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」「殺さない彼と死なない彼女」「HUMAN LOST 人間失格」、「Japan Now」部門に「宮本から君へ」が名を連ねた。また屋外上映会では「二ノ国」がかけられる。

この記事の画像(全14件)

読者の反応

  • 6

-k_魚雷-💙💛@手洗いうがいのナウいヤング @k_gyorai

東京国際映画祭で日本アニメ特集、「白蛇伝」「AKIRA」や「プロメア」応援上映も - コミックナタリー https://t.co/tJlfwCH6ha

コメントを読む(6件)

関連記事

大友克洋のほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのコミックナタリー編集部が作成・配信しています。 大友克洋 / 手塚治虫 / 新海誠 / 山本鈴美香 / 出崎統 / 今石洋之 / 湯浅政明 / 渡辺歩 / 五十嵐大介 / 高坂希太郎 の最新情報はリンク先をご覧ください。

コミックナタリーでは国内のマンガ・アニメに関する最新ニュースを毎日更新!毎日発売される単行本のリストや新刊情報、売上ランキング、マンガ家・声優・アニメ監督の話題まで、幅広い情報をお届けします。