「ぼく勉」京まふイベントで逢坂良太ら京都クイズに四苦八苦、2期の見どころも

筒井大志原作によるTVアニメ「ぼくたちは勉強ができない！」のステージイベントが「京都国際マンガ・アニメフェア2019」にて去る9月21日に行われ、唯我成幸役の逢坂良太、緒方理珠役の富田美憂、武元うるか役の鈴代紗弓が出演した。

「京まふ」への出演は初めてだという3人。特に鈴代は京都に訪れること自体が初めてだそうで、鴨川を見て感動したと笑顔を見せる。イベント前半ではアニメ1期から、富田演じる理珠と鈴代演じるうるかをフィーチャーした映像を観ながら3人がコメント。うるかが成幸に告白の練習をするシーンに「アフレコに行く日はとても緊張していました」と述懐する鈴代をはじめ、3人は少し懐かしそうに1期を振り返った。

イベント中盤では京都にまつわるクイズコーナーが展開された。1問目は「京都の地形はほかの都市と異なり、特殊な形で例えられますが、何に例えられているでしょう？」という問題。さっそく「全然わからない……」と顔を見合わせた3人は、「もの」「日本のゲーム」「町のつくり」といったヒントをもらうものの、正解である「碁盤の目」を導き出すことができない。京都銘菓・八ツ橋についての2問目も3人揃って不正解となり、続く3問目は「794年に長岡京から遷都された場所」という問題。「鳴くよウグイス……」と鈴代が口走ると、富田は「あっ、間違えた！」と自分の答えの間違いに気付いて慌て出す。結果、逢坂が「平安京」と正解を書くも、富田は「平城京」、さらに鈴代は「平安」と微妙に違う答えを書いてしまい、会場に集まったファンの笑いを誘った。ラスト問題は「京都で国内の消費量1位を誇る食品は麺、パン、お米のどれか」というもの。個人的には麺が好きだと話す逢坂と鈴代に対し、富田は「炭水化物が苦手なんですが、『ぼく勉』を始めてからうどんを食べるようになりました」と明かし、自身が演じるうどん屋の娘・理珠への愛情を覗かせた。

最後は3人それぞれから、2期の見どころや今後の意気込みが一言ずつ語られた。逢坂曰く、2期はさらに恋愛関係が進展していくとのこと。キャスト陣は「あしゅみん先輩、真冬先生も2期から追いかけてくる」と今後の展開を示唆した。また富田と鈴代は「ぼく勉」発のユニット・Studyにも言及し、「Studyも通して作品のよさを知ってもらえれば」と呼びかける。逢坂はStudyの横浜でのライブを観て泣いてしまったと明かし、「2期も我々の絆が重なって、さらにいいものになっています。楽しみにしていただければ」とイベントを締めくくった。TVアニメ2期となる「ぼくたちは勉強ができない！」は、10月5日に放送スタート。

なおコミックナタリーでは「ぼくたちは勉強ができない！」スタートを記念した特集を展開。コスプレイヤーのえなこによる桐須真冬のコスプレグラビアのほか、アニメで真冬役を演じるLynnとの対談を実施し、原作マンガの人気投票で2回連続1位となっている真冬がファンのハートを掴む理由や作品の魅力、声優・コスプレイヤーという互いの職業について聞いてみたいことなどを語ってもらった。