あもい潤「風霊王」上下巻が、本日9月21日に発売された。KADOKAWAによる傑作復刊企画「名作、再燃」の一環だ。
「風霊王」は、女子高生・譲葉茅子の前に風を司る精霊王・風霊王(かぜおう)を名乗る男が現れたことから始まる神話ロマン。前世で自分たちは恋人同士だったと語る風霊王を茅子は信じられずにいたが、彼女に恨みを持つという火霊王、水霊王の「神々を裏切り人間に滅びをもたらした」という意味深な言葉から、徐々に前世の記憶が覚醒していく。一夜にして滅んだムー帝国の伝説、父神に成り代わり太陽大神の座に座った土霊王の企みなど、前世からの因縁がドラマを紡ぐ。下巻には16世紀アステカ帝国を舞台にした外伝「貴人の大祭」ほか、番外編「RED」「真典 風霊王」「墨西哥小道行録」も収録された。
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