萩尾望都の画業50年展が松屋銀座で、「ポーの一族」の描き下ろしほか200点以上

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萩尾望都のデビュー50周年を記念した展覧会「萩尾望都 ポーの一族展」が、7月25日から8月6日にかけて東京・松屋銀座で開催される。

デビュー50周年記念「萩尾望都 ポーの一族展」メインビジュアル(c)萩尾望都/小学館

デビュー50周年記念「萩尾望都 ポーの一族展」メインビジュアル(c)萩尾望都/小学館

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本展は代表作の1つである「ポーの一族」を中心に、萩尾の作品世界の魅力に迫る原画展。「ポーの一族」の展示コーナーでは「すきとおった銀の髪」から「エディス」までの15編と、2016年、2018年にそれぞれ発表された40年ぶりの続編「ポーの一族 春の夢」「ポーの一族 ユニコーン」が紹介される。さらに本展のために描き下ろされたものを含む原画やカラー扉絵、予告カットなど、実に200点以上の作品を鑑賞できる。これに加えて、2018年に上演された宝塚歌劇花組公演「ポーの一族」を紹介するコーナーも用意され、公演の様子を収めた写真や衣装、小道具が展示される。

「トーマの心臓(1974)」(c)萩尾望都/小学館

「トーマの心臓(1974)」(c)萩尾望都/小学館[拡大]

また「トーマの心臓」のコーナーでは、関連作品も併せて紹介。前身となった短編「11月のギムナジウム」や、オスカーの過去が明らかになる「訪問者」、エーリクのその後を描いた「湖畔にて」などの資料が並ぶ。なお本コーナーの展示には「トーマの心臓」連載当時の企画で読者にプレゼントされた扉ページの原画のうち、所在が判明している8点が加わる予定だ。

「風呂敷(復刻デザイン)」

「風呂敷(復刻デザイン)」[拡大]

このほかに、デビュー作「ルルとミミ」から最新作までの主要作品の原画や、デビュー前の作品、執筆風景の映像などを展示。また展覧会限定グッズとしては、展覧会の内容を収めた公式本や、風呂敷、ローズフレーバーティー、チケットファイル、コンパクトミラー、マスキングテープなどがラインナップされる。

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デビュー50周年記念「萩尾望都 ポーの一族展」

期間:2019年7月25日(木)~8月6日(火)
時間:10:00~20:00(最終入場19:30) ※7月26日(金)は20:30閉場、7月28日(日)・8月4日(日)は19:30閉場、最終日は17:00閉場
会場:東京・松屋銀座8階イベントスクエア
料金:(前売)一般700円、高校生500円、中学生400円、小学生300円 (当日)一般1000円、高校生700円、中学生500円、小学生300円

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