劇場アニメ「海獣の子供」主題歌は米津玄師、五十嵐大介「今はただ感無量です」

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五十嵐大介原作による劇場アニメ「海獣の子供」の主題歌が、米津玄師の書き下ろし新曲「海の幽霊」に決定した。

米津玄師(撮影:山田智和)

米津玄師(撮影:山田智和)

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「海獣の子供」は、中学生の少女・琉花が、ジュゴンに育てられた兄弟・海、空と出会ったことから始まる物語。五十嵐と米津は、米津が公式イメージソングを担当していた「ルーヴル美術館特別展『ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~』」より親交があり、このたびの楽曲提供につながった。

五十嵐は主題歌について「心を高く深く拡げてくれつつ、同時に着地点を示してくれるような美しい歌に出会えて、今はただ感無量です」とコメント。また自身の作品としては初の映画主題歌となる「海の幽霊」の楽曲制作について、米津は「原作が持ってるものに負けないよう、それでいてうまく寄り添えるようなものが、果たして自分に作れるのかと、ここ数ヶ月は問答の日々でした。今は映画館で流れる日を楽しみにしています」と語っている。

劇場アニメ「海獣の子供」は6月7日より全国公開。映画では渡辺歩がメガホンをとり、キャラクターデザイン・総作画監督・演出を小西賢一、アニメーション制作をSTUDIO4℃が担当する。

五十嵐大介コメント

米津玄師さんと初めてお会いしたのは何年前になるでしょうか。
それからの様々な人のつながりを経て、映画「海獣の子供」の主題歌を米津さんに……という話を伺った時、来るべきものが来たような、不思議な昂揚を感じました。
心を高く深く拡げてくれつつ、同時に着地点を示してくれるような美しい歌に出会えて、今はただ感無量です。

米津玄師コメント

原作を初めて読んだのは10代の頃だと思うのですが、そのすごさに圧倒されたことを憶えています。今読み返してもあの時の衝撃は全く古びず、更に新しい発見をもたらしてくれます。
もし映像化されるのであれば歌を作らせてほしいなあなんていうふうに思ってたことが、今日になって実現するというのはなんとも感慨深いです。
原作が持ってるものに負けないよう、それでいてうまく寄り添えるようなものが、果たして自分に作れるのかと、ここ数ヶ月は問答の日々でした。今は映画館で流れる日を楽しみにしています。

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映画「海獣の子供」

2019年6月7日(金)全国ロードショー

スタッフ

原作:五十嵐大介海獣の子供」(小学館 IKKICOMIX刊)
監督:渡辺歩 
音楽:久石譲
キャラクターデザイン・総作画監督・演出:小西賢一
美術監督:木村真二
CGI監督:秋本賢一郎
色彩設計:伊東美由樹
音響監督:笠松広司
プロデューサー:田中栄子
アニメーション制作:STUDIO4℃ 
製作:「海獣の子供」製作委員会 
配給:東宝映像事業部

キャスト

安海琉花:芦田愛菜
海:石橋陽彩
空:浦上晟周
アングラード:森崎ウィン
安海正明:稲垣吾郎
安海加奈子:蒼井優
先生:渡辺徹
ジム:田中泯
デデ:富司純子

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(c)2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会

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しろ子 @siro_siro_san

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