劇場アニメ「
「パンドラとアクビ」は、アニメ「ハクション大魔王」に登場するアクビと、スマートフォンゲーム「モンスターストライク」のキャラクター・パンドラが繰り広げるドタバタロードムービー。本作は前後編の2部構成で、パンドラ役をゲームから引き続き
アクビをイメージした衣装を着た天城が登場すると「かわいいー!」と大きな歓声が起きる。さらに人前に立つのは小学校の学芸会以来だという曽我監督が、緊張していることを告白すると、優しい観客から声援が贈られていた。続けて曽我監督は昭和生まれの親世代には懐かしいタツノコアニメのキャラクターを、若い人にも興味を持ってもらえるように本作を制作したと思いを伝えた。キャラの魅力を話す場面では田村が自身の演じたカンタについて、ネタバレできないと悩みながらも、度胸があっていいやつだと説明。天城は天真爛漫、自由奔放な元気っ子とアクビを表現し、その中にある友達思いな一面が魅力だと話した。
タツノコアニメのキャラクターが多数登場する本作。天城がルイーズ(ドロンジョ)を推しキャラだと紹介する場面では、田村も目元や声が色っぽいと印象を述べ2人で盛りがった。また田村は、パンドラが連れているぜつぼうくんの演技を見どころとして挙げる。曽我監督も、ぜつぼうくんは声を発しないキャラクターながらも動きをたくさん付けて芝居をさせたとアピールしていた。
イベントには着ぐるみのあくびちゃんや、天城の所属する22/7から白沢かなえ、花川芽衣、宮瀬玲奈の3人が、アクビと同じ黄色いリボンを着けて天城の応援に駆けつけた。アクビと天城の共通点を聞かれた花川は、自由奔放なところだと回答。司会からそれは褒め言葉なのかとツッコミが入り笑いが起きると、白沢がやるときはやる子なところも似ているとフォローを入れ、うまくその場をまとめていた。劇中に登場する悪役が怖かったと感想を話す宮瀬は、バトルシーンではパンドラとアクビをずっと応援していたと可愛く明かした。
最後の挨拶では田村が本作への出演をきっかけに過去のタツノコアニメにも興味を持ったと述べ、どの世代にも楽しんでもらえる作品だとアピールする。天城は平成最後にして令和最初のアクビ役を演じることができた喜びを語り、初日に集まってくれた観客への感謝を伝えイベントは幕を閉じた。
なおイベントでは、4月10日に天城とパンドラ役の小倉唯が登壇する舞台挨拶が実施されることも発表に。チケットは明日4月6日24時よりEJアニメシアター新宿の公式サイトにて先行販売がスタートする。
なおコミックナタリーでは本作の公開を記念し、アクビ役の天城サリーへのインタビューを実施。両親が泣いて喜んだという役への思いや、パンドラ役の“先輩”小倉唯とのエピソードを語ってもらった。関連する特集・インタビュー
「パンドラとアクビ」
2019年4月5日(金)より全国順次ロードショー
上映劇場
EJアニメシアター新宿、ユナイテッド・シネマ札幌、109シネマズ名古屋、梅田ブルク7、T・ジョイ博多
スタッフ
原作:XFLAG・タツノコプロ
監督:曽我準
キャラクターデザイン・総作画監督:大倉啓右
主題歌:Shiggy Jr.「D.A.Y.S.」(ビクターエンタテインメント)
アニメーション制作:BAKKEN RECORD
配給:角川ANIMATION
製作:XFLAG
キャスト
パンドラ:
アクビ:
前編「荒野の銃撃戦」
ルイーズ(ドロンジョ):甲斐田裕子
三船剛:吉野裕行
ブライキング・ボス:天田益男
後編「精霊と怪獣の街」
カンタ:
ナゾの怪獣:江原正士
冬の精霊:津田健次郎
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