「20世紀少年」「21世紀少年」の完結以来、浦沢にとって11年ぶりの週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)での連載となる同作。物語は1959年、愛知・名古屋の伊勢湾台風から始まる。戦後から現代にかけて可憐にたくましく生きた“名もなき女性”の一代記が描かれていく。
なお1巻の刊行に併せ、同作のCMが完成。浦沢自らが演出・監修を手がけ、自身が執筆する様子や、単行本の表紙イラストが完成するまでの過程が映像に収められている。同CMは本日からテレビや街頭ビジョンにて放映される。
担当編集者コメント
本作「あさドラ!」は、浦沢氏が7年にわたり温めてきた、ひとりの女性の物語です。幼少の頃から50年以上、ただひたすらに「面白い漫画」を生み出そうと長編漫画を描き続けてきた浦沢氏。本気で漫画を描くということがどういうことか、どのくらい奥深く果ての無いことなのか。本作はその秘密の一端に触れるような、誰も読んだことのない漫画です。ちなみにこの第1集の息を呑むようなラスト3ページは、浦沢氏が年末年始休まずお一人で描き上げたもの。是非ご確認ください!
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