「キングダム」は中国・春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍を目指す少年・信と、中華統一を目標とする若き秦王・政を描く大河ロマン。イベントにはキャストの
長澤は人気のある楊端和を演じることに「プレッシャーを感じていました」と明かし、「できあがった作品を観たら、スクリーンだから作り出せる迫力を持った作品になっていました」と力強く述べる。歓声が上がる中話し始めた橋本は「過酷な撮影だったぶん、早く皆さんに届けたいと思っていました」と、会場に集まった約700人のファンへメッセージを贈った。「皆さん、春が来ました」とにこやかに挨拶し会場を沸かせる満島は「今までいろいろなマンガ原作の映画が作られてきました」と前置きし、「訳が違います。世界に通用する日本映画ができたと思います」と宣言。原作ファンだという要は「撮影が終わるのも寂しかった」と振り返り、大沢は「みんなが言うのは大げさではなくて、今まで観たことがないような、日本映画の記録を更新していくような映画になりました」と作品の出来に胸を張った。
原は連載を開始した当時を回想し「紙とペンだけから始まった『キングダム』が、今もの凄い状況になっていて夢の中にいるようです」と感激した様子を見せる。さらに「原作を読んだことがある人も、そうでない人も両方が楽しめる大興奮、大感動の作品になっています」と太鼓判を押した。続いて脚本に参加した経緯を聞かれた原は「映画化の話を受けたときに絶対に成功してほしいと思った」と述懐。「原作に気を使わないで好きなようにやっていいと話したんですね。それで僕も脚本に加えていただいて、新しい2時間もののエンタテインメントになるように脚本を作り替えましょうとなったのがスタートです」と説明した。
その後、撮影時のエピソードを語っていく登壇者たち。山崎は信について「気持ちを一番大切にして、全編通して全力でやるのみだと思っていました」と回想。吉沢は、撮影で中国に滞在している際に偶然通りかかった原と話す機会があったという。「漂の、あるシーンを大切にしていると伺って。賢人と全力でやろうと話しました」と山崎とのやり取りを明かした。また山崎、吉沢と過去にも共演経験がある橋本は「ここまでガッツリなのは初めてで。どのシーンにも信と政がいてくれたので、付いて行くだけという感覚でした」と振り返った。
本郷は、成きょうを演じる際に意識したことを「なるべく憎たらしく見えるように、こいつ嫌いだなって思ってもらえるように演じました。自分で観たときに『こいつ嫌いだわ』と思ったので、成功ですね」とニヤリとした表情でコメント。MCがえい政と成きょうが兄弟であることに触れると、それぞれに扮した吉沢と本郷は見つめ合いしばしの沈黙が流れたあと、本郷は吉沢に「顔カッコいいですよね。兄弟でうれしいです」と言い、集まったファンの笑いを誘っていた。
映画「キングダム」
2019年4月19日(金)ロードショー
スタッフ
監督:
脚本:黒岩勉、佐藤信介、
原作:「
製作:映画「キングダム」製作委員会
キャスト
※山崎賢人の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記。
※高嶋政宏の高は、はしごだかが正式表記。
※えい政のえいは上に亡、中に口、下左から月、女、迅のつくりが正式表記。
※成きょうのきょうは虫偏に喬が正式表記。
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玉置泰紀 エリアLOVE Walker総編集長 @tamatama2
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