手塚プロダクション制作によるオリジナルアニメーション「火の鳥“道後温泉編”」の制作発表会が、本日3月27日に東京・銀座三越にて開催された。
「火の鳥“道後温泉編”」は愛媛・道後温泉本館の保存修理工事を活用し、1月よりスタートしたPR事業「道後REBORNプロジェクト」の一環として制作されるもの。本日の制作発表会には、愛媛の松山市長・野志克仁氏、手塚るみ子、そしてゲストとして愛媛出身の
まず野志市長は「道後温泉本館は築125年の建物ですので、だいぶ傷んでるところもございます。放っておいて壊れてしまったではいけませんので、この宝を未来に受け継いでいくため、1月15日より保存修理工事に入っています。『工事か……』とうつむいてしまうのではなくて、工事中だからできることもありますよね!ということで『道後REBORNプロジェクト』を展開しました」と説明。手塚は「私も道後温泉には、仕事でも旅行でも何度も足を運んでおります。風光明媚な自然があり、そこに古くからの建物があり、自然からの恵みである温泉がある。それを活かしながら、観光や街づくりをしてこられた人々がいる。自然、人間、文化、歴史が織り交ざる街の風景を眺めながら、手塚作品を読んで浮かんでくるシーンと、どこか通じるものがあるんじゃないかと感じておりました」と思いを明かす。
イベントでは「火の鳥“道後温泉編”」の予告編が初解禁。
また水樹は道後温泉について「やっぱり道後温泉は特別ですね。『また明日からもがんばろう!』と思えるような、エネルギーに満ちてるお湯だなと思います。温泉街の雰囲気もノスタルジックで素敵です!」とコメント。水樹のお墨付きを受けて、野志市長は「感激ひとしおでございます!」と満面の笑みで返した。
なお銀座三越の9階銀座テラスでは本日から3月31日まで、「道後REBORNプロジェクト in 銀座三越」と銘打ったイベントを開催。会場では道後温泉本館の初代看板や鬼瓦、大型ジオラマ、「火の鳥」解説コーナー、道後温泉の新たな温泉施設「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)」で使用されている伝統工芸品が展示される。
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手塚るみ子 @musicrobita
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