イベントには鬼太郎役の
その後会場の話題は4月7日よりオンエアされる新章「地獄の四将編」の話題に。「地獄の四将編」より登場する新キャラクター・石動零(いするぎれい)役を
すでにアフレコにも参加しているという神谷が現場の雰囲気を問われると、「ベテランの方々が、いや妖怪みたいなベテランの方々が弱音を吐いているのがすごくうれしいです(笑)。マコさん(野沢雅子)が弱音吐いているのが面白い」と回答する。一方で野沢は「いやいや、あたしは静かですよ」とつぶやく。そんな野沢に対し神谷は「『なんであたし、こんなにしゃべらないといけないの。ページ開いてセリフがいっぱいあると台本投げつけたくなるわよね』って言ってるじゃないですか」とものまねしながら現場の裏話を明かす。
司会者から「(事務所の)大先輩である神谷さんがアフレコにいらしてどうですか? 嫌ですかやっぱり」と問われた庄司は、「素晴らしい緊張感とともにお送りしております」とたじたじな様子。沢城も「そうだね。浩史は緊張感を連れてやってきたね。みんな大好き浩史なんだけど、一段階緊張するね」と続ける。藤井は「私は恐れ多くて妖怪のような先輩なんて言えないですし、そういった方々がしている楽しいお話にツッコミなんて入れられなかったんですが、神谷さんはバンバン言ってくださるので、よりアフレコ現場が明るくなりました」とコメント。神谷とは親子のような関係だという野沢は「あたしは(神谷のことが)大好きなんです。私生活の話になりますけど、美容室も一緒ですから。あそこ行ってると(髪の色は)自然とこうなっちゃうから。そのうちこうなるよ」と発言し、会場を笑わせた。
また1年間のアフレコを終え、沢城は「これまでにあった鬼太郎をやるんじゃなくて、第6期の鬼太郎を作るつもりでやっていたんですが、無意識で“知っている鬼太郎像”、簡単に言うと立派な鬼太郎をどこかでやろうとしてたんだなって気がついたんです。でも鬼太郎ってそういうキャラクターじゃないんですよね。すぐに頭に血がのぼるし、知らないことはいっぱいあるし。全然立派じゃない、年相応のキャラなんだなって思い直しました」と鬼太郎というキャラクターを回想する。野沢も1年のアフレコを終え「楽しかった」と振り返り、「(過去には鬼太郎役を演じていた自分が)今度は目玉おやじをできるのが楽しくてしょうがない。若い人の中に入って仕事をするのは最高です」と述べた。
最後の挨拶で藤井が「1年目の集大成となっている先週からの3話が、本当に大変なことになっています。台本を読んだときに『えーっ』てなりました」とアピールすると、庄司も「本当にこの1年はラスト3話に向けてやってきたんだなって思う衝撃の展開で、明日の放送では誰も予想しないことがさらに起こります。そして1年目の最後ではさらにさらに誰も予想しなかったであろうことが起こるんです」とハードルを上げる。沢城も「1年目で終わるつもりだったんだなというラストだなと感じました。これ作って2年目何するの、これ以上やることないんじゃ……というラストだと思います」としながら、「まちがいなくゆきよちゃんと2人で、まなと2人で登れた頂です。1年積み上げてきた中で、これ以上の信頼関係はない心強い相方でした」と藤井にメッセージを送る。そして「マコさんがおっしゃりませんでしたので、私から。ぜってぇ見てくれよな!」と「ドラゴンボール」を彷彿とさせるメッセージを送りイベントは終了した。
「ゲゲゲの鬼太郎」第48話は明日3月24日放送。なお4月28日放送の第53話「自己愛暴発!ぬけ首危機一髪」に、YouTuberのヒカキンが本人役で登場することも明らかになった。
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