「バースデー・ワンダーランド」藤原啓治、矢島晶子が原恵一監督の魅力を語る

原恵一監督によるアニメ映画「バースデー・ワンダーランド」のポスタービジュアルが公開された。

4月26日に公開される「バースデー・ワンダーランド」は、柏葉幸子の冒険ファンタジー「地下室からのふしぎな旅」が原作。物語は自分に自信がない主人公のアカネが、誕生日の前日に突然現れた謎の錬金術師・ヒポクラテスとその弟子・ピポに出会うことから始まる。ポスタービジュアルにはまっすぐに正面を見据えるアカネの姿が描かれた。

併せて本作に出演する藤原啓治と矢島晶子から、原が手がける作品の魅力についてコメントが到着。矢島は「原監督は“泣かせよう“とする演出はされていないと思います。演技でもそうですが“泣かせよう“と意図すると、かえって伝わらなくなってしまうので。本作でも原監督が魅力に感じる物語やキャラクターを私たちに見せてくれているだけなのに、その結果涙が流れるなんて本当に素敵なことですよね」と話し、藤原は「『オトナ帝国の逆襲』の時もでしたが、泣かせようと意図しているわけではないのに、それでも”泣けるアニメーションの名手”と言われているのは、監督の目線の優しさのおかげかなと思います。本作はこれまでの作品と同じで指示が的確で、監督のやりたいことが見えているように感じました」と表現している。